2023年10月23日月曜日

つま先立ちがしにくく、足が硬くて歩きにくいのは、扁平足が原因かもしれません。

「成人期扁平足」

 症状

 幼児のころから足裏が平べったく、大人になってもそのまま残っているタイプの扁平足では、痛みはあまりありません。これに対して中年以降に発症する扁平足では内側のくるぶしの下が腫れ、痛みが生じます。

 初期には足の扁平化は目立ちませんが、しだいに変形が進みます。つま先立ちがしにくくなり、さらに進行すれば足が硬くなって歩行が障害されます。

原因と病態

 足にはアーチ構造があり、効率よく体重をささえています。内側のくるぶしの下に、アーチをつり上げる働きをする後脛骨筋の腱が通っています。年齢による腱の変性や体重の負荷によって、この腱が断裂すればアーチは低下します。成人期の扁平足は女性に多く発生します。

引用ここまで

扁平足

 多くの場合、過回内によるアーチ(足弓)つぶれが観察できます。後ろから見るとかかとが外に傾いています(後足部外反)。前足部の外転も観察できます。後天性扁平足は、肥満(過体重)、運動不足、足のケガ、間違った体の使い方、足底腱膜炎など、さまざまな原因で起こります。

過回内の右足

 回外しすぎると、ハイアーチになります。→方向に各骨が動くからです。

ハイアーチとローアーチ

 足のアーチを支える靭帯や腱が加齢によって変性したり、無理な運動などによって損傷したりすると足のアーチが維持できなくなります。肥満体型の人や中年以降の女性に後脛骨筋腱機能不全(後脛骨筋腱が加齢性変化や体重負荷によって断裂する)や変形性足関節症が起きやすいようです。安部塾では、繰り返し過体重負荷をかけるのを戒めています。

 長母趾屈筋と長趾屈筋が舟状骨を真下から支えて、足底のクッションの役割を果たしています。しかし、長母趾屈筋と長趾屈筋だけでは体重を支えることはできません。舟状骨を上に引き上げるのが前脛骨筋と後脛骨筋の働きが必要になります。これらの筋肉をほぐし整えることによって、過回内を改善するための第一歩が踏み出せます。

 ワークショップで解説しております。

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2023年10月21日土曜日

手首を整えると全身がスッキリする。手首からの運動連鎖をスムーズに。

 安部塾では、手首の動き(可動性と安定性の両立)を重要視しています。武術における手首固め(リストロック)=相手の手首を極める関節技の効き具合をイメージすれば、全身の動きに大きな影響があることがわかるかと思います。三教や小手返しなど、合気道にはリストロックを応用した技がかなりあるので、動画検索してみると面白いかもしれません。

 安部塾で指導している手首の整え方は少々複雑ですので、一般的な整え方を紹介します。

手首の動き

  一通り、軽く3セットほどやってみると、その絶大な効果に笑ってしまうと思います。知らず知らずのうちに、手首がガチガチに固まっていることに気がつけるはずです。

 よく見かけるこれとか、

前腕回外+手関節背屈/前腕回内+手関節掌屈

 これなんかも、やってみると予想外に全身がスッキリするのがわかります。
手関節背屈

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2023年10月20日金曜日

足趾(あしゆび)を整えると人生が変わります。足趾の変形を放置しない方がいい理由。

 解剖学的に足は前足部、中足部、後足部に分けられます。前足には、趾節骨と呼ばれる小さな指が 4 つと、母趾指が 1 つあります。趾節骨には 3 つの骨と 3 つの関節がありますが、足の母趾には 2 つの骨と 2 つの関節があります。中足部と後足部は​​異なる構造を持ち、体重を支え、歩行や走行などの活動を行う役割を担っています。

足の構造

 足趾の変形は、足の骨の位置の異常、不適切な生体力学、足の骨や組織に影響を与える関節炎などの疾患によって発生します。足趾の変形は、足の骨、関節、組織の配置に影響を与えるだけでなく、腰や膝などの体重を支える関節の配置にも影響を及ぼし、さらなる問題を引き起こす可能性があります。一般的な足趾の変形には、ハンマートゥ(槌状足趾)、クロートゥ(鳥爪足趾)、マレットトゥ(木槌足趾)などがあります。

足趾の変形

①ハンマートゥ

ハンマートゥは、第 2・第 3・ 4 趾が中央の関節でハンマーのように曲がっている変形です。足趾の関節(近位趾節間関節)の上部やつま先の先端に痛みが生じ、魚の目(硬く厚い皮膚)を引き起こすことがあります。ハンマートゥは、足趾の腱や関節に圧力をかける筋肉の不均衡の結果です。つま先が同じ位置で長く曲がっていると、筋肉や関節が硬くなり、伸ばすことができなくなります。

②クロートゥ

 クロートゥは、足趾が曲がって鳥の爪のように見える変形です。これは、足趾の内在筋系と外在筋系の間で不均衡(アンバランス)が生じ、解剖学的構造が変化した場合に起きます。これは外力が原因である場合もありますが、神経損傷により筋肉が低下することで母趾以外の4本の指に爪指が発生することもあります。影響を受けた足趾は、足趾の付け根の関節から上に曲がり、足趾の中央と先端の関節で下に曲がり、足の下で丸くなります。

 魚の目が足趾の付け根の下や患部の指の上部に発生し、歩行時に痛みを引き起こすことがあります。クロートゥは出生時から存在する場合もあれば、関節リウマチ、脳性麻痺、脳損傷などの疾患により後天的に発生する場合もあります。非常にきつい靴やハイヒールの靴を履くことでもクロートゥが形成される可能性があるため、女性は男性よりも影響を受けることがよくあります。

③マレットトゥ

 マレットトゥはハンマートゥに似ていますが、関与する関節が中央ではなく上部の関節であり、つま先の端がマレットのような外観になります。同じメカニズムで発生する可能性があり、放置すると歩行時に痛みが生じることがあります。


■症状

①腫れと赤み

②つま先をまっすぐに伸ばすことができない

③靴を履くと痛い

④影響を受けた関節またはつま先の魚の目またはたこ

⑤歩行困難


■原因

 足趾の変形は、先天性のもの、出生時に存在するもの、または不適切にフィットした靴やハイヒールの靴を履くことによって後年に発生する場合があります。糖尿病、脳卒中、変形性関節症、関節リウマチなどの特定の病状は、筋肉や神経の機能に影響を及ぼし、靱帯や腱の緊張を引き起こし、これらの変形を引き起こす可能性があります。


 安部塾では、足趾の変形を重要視しています。足趾を整えることで全身のバランスが良くなるのが実感でき、運動連鎖がスムーズになります。普段、目立たない存在ですが、実はとても大切な部位であり、きちんと手入れをすることで人生が変わります。足趾は「支援」の象徴でもあるからです。

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2023年10月11日水曜日

手指・手首・前腕の動きと足趾・足首・下腿の動きを改善すると、驚くほど全身の動きが良くなります。

 今月は、指関節・手関節・肘関節・肩関節の連鎖や趾関節・足関節・膝関節・股関節の連鎖などの機能解説や実技をやっております。

 よく見かけるこの動きですが、意味を理解して実施すると驚くほど手首の動きが改善し、肩首と脇腹の動きが良くなります。

指を組んだ前腕の回内と回外

 これもよく見かける動きですが、膝関節の機能が改善し、体前屈が楽になります。

膝関節を伸展しながらの足関節の底屈と背屈

 大雑把に、横隔膜より上の動きを改善したいときは手指~前腕の動きを、横隔膜より下の動きを改善したいときは足趾~下腿の動きを改善するのが基本です。

 以前、「体幹」がブームになったことで「体幹ばかり鍛えたらどうなるのか?」という社会実験が行われる結果になりましたが、最初はいいのですがだんだん動きが悪くなっていくのが証明されてしまいました。現在はその反省から、手と足の機能改善に力を入れる人たちが増えているようです。

 東京ワークショップでは、手足を改善によって全身の屈曲機能・伸展機能・側方屈曲機能・回旋機能を改善する方法をお伝えしたと思っております。御参加お待ちしております。

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2023年10月4日水曜日

手首の動きを良くする前腕部のストレッチングで、全身の動きが改善する。

  前腕部のストレッチングの基本の図です。

前腕のストレッチング

 基本原則として、手の甲側に曲げる(背屈)では前腕の内ねじり(回内)を、手のひら側に曲げる(掌屈)では前腕の回内を組み合わせます。上の図は、安部塾で指導しているフォームとは違いますが、やってみると手首の動きが改善させるのがわかると思います。では、有名なホムンクルス図と人形を見てみましょう。※カナダの脳神経外科医ワイルダー・ペンフィールドが、身体のそれぞれの部分を支配している「神経細胞の量」を、体の表面積比であらわした図(ホムンクルス)を三次元化したものです。

ホムンクルス人形とホムンクルス図

 脳の中の感覚を感じ取る感覚野と動作の指令を出す運動野がそれぞれ体のどの部位とつながっているかをあらわしてるとされます。てのひらと五指で、感覚野の4分の1、運動野の3分の1を占めています。ホムンクルス人形の手と口が大きくなっていますが、それだけ脳に対しての影響が大きいということです。単純な話、手と口をよく動かすと、脳を効率的に刺激できるということです。

「指をたくさん使えば使うほど、指先の豊富な神経細胞と脳が連動して、脳の神経細胞もたくさん働かせる結果になる。指や舌を動かしながら何かをやる方が、考えが進んだり、覚えやすくなったりする」 ※海馬 脳は疲れない 池谷 裕二・糸井重里より。

 ということで、10月のワークショップで詳しく解説する予定です。

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