ご家庭の炊飯器(保温機能)を使うと、温度管理がしやすく失敗がありません。基本的なつくり方をご紹介します。
道具と材料
材料
- お米(うるち米またはもち米):2合
- ※もち米を使うと、よりコクのある甘みと仕上がり量になります。
- 乾燥麦芽(粉末状のもの):50g〜60g
- ※製菓材料店やネット通販、ビールの手作りキットショップなどで手に入ります。
- 水:おかゆ用(通常より多め)
道具
- 炊飯器(「おかゆ」モードと「保温」機能があるもの)
- 温度計(60℃前後を測れるもの)
- 目の細かい布(さらし、チーズクロス、あるいはナッツミルクバッグなど)
- 鍋(仕上げの煮詰め用)
- 保存容器(煮沸消毒したもの)
つくり方の手順
1. おかゆを炊く
- 米2合を研ぎ、炊飯器の「おかゆ」の目盛りに合わせて(なければ水を通常より多めの4〜5カップほど入れ)、柔らかめのおかゆを炊きます。
- 炊き上がったら、しゃもじで全体をほぐします。
2. 温度を下げて麦芽を混ぜる(★最重要工程)
- おかゆの温度を60℃前後(55℃〜65℃の間)まで冷まします。
- 60℃前後になったら、乾燥麦芽を加えてダマがなくなるまでよく混ぜ合わせます。
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- ※この搾りたての液体がいわゆる「甘酒(麦芽米甘酒)」の状態です。
5. 鍋で煮詰める
- 搾り取った液体を鍋に移し、中火にかけます。
- 沸騰したら弱火にし、アクを取りながらじっくり煮詰めていきます。
- 液体がだんだん黄金色〜琥珀色に変わり、とろみがついてきます。
- 好みの固さの一歩手前(冷めるとかなり硬くなるため、スプーンを持ち上げてサラッと垂れるくらい)で火を止めます。
保存と使い方
- 保存方法: 完全に冷ましてから、煮沸消毒した清潔なガラス瓶などに入れて、冷蔵庫で保管してください。
- 保存期間: 水分の抜き加減(煮詰め具合)によりますが、しっかり煮詰めてあれば冷蔵で数ヶ月持ちます。
- 使い方: 煮物や照り焼きのツヤ出し(みりんの代わり)、お菓子作り、そのままパンに塗るなど、上品な風味を楽しめます。
一度コツを掴むと、お米と麦芽だけでこれほど豊かな甘みが出ることに感動します。ぜひ試してみてください。