2023年3月9日木曜日

首を硬くせず楽にして、足首と膝を固めず股関節を解放して立つ。

  図解アレクサンダーテクニーク グリン・マクドナルド著 産調出版より

立つ

 脚は体重を支える突っ張りとして使うべきではなく、首がらくで頭は前へ上へ行き、背中が長く幅広くあることを思います。そうすると脚に対するプレッシャーがとれますから、足首とかヒザとか腰を固める必要がなくなります。こんどは体重がカカトを通して落ちていきますが、カカトで押し戻したりしません。

 体重が自然に落ちれば、腰がゆるみ、股関節がらくに後ろと下へもどります。足趾を縮めたり、ヒザや足首を固めないようにします。土踏まずは元気でいてほしいです。体重を支える3点とは、カカト、親趾のすぐ後ろと、小趾の後ろのところで三脚を形づくっていて、土踏まずは三脚のてっぺんにあたります。

 しなくてもよいこと、に気づくと動きのある体勢になっていくことがわかります。

足底

 足の体重を受ける部分には、足趾も含まれます。

 引用ここまで。

 安部塾では、足底・足背のケアに時間をかけています。足底・足背が過緊張状態になると、全身のバランスが崩れてしまうためです。歩く・走るときに大切なことは、足関節を楽にして、土踏まずを平らにしないことです。膝は楽にして、股関節に体重がめりこまないようにします。足首と膝が固まった瞬間に、全身が過緊張状態に陥ります。

3月の各地のワークショップ

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