2022年12月15日木曜日

感情的な問題とへそまがり。おへそを解放すると、素直な自分になれるかも。

臍(へそ)

 アナトミー・トレインー徒手運動療法のための筋膜経線 第4版 医学書院 より引用します。

 臍(へそ)は多くの感情的接続と筋膜的接続の発生源であり、胎児期9か月間にすべての栄養を運ぶ。臍は腹部筋膜面の前方で容易に触れられるが、腹部筋膜の後層で保持、付着しており、腹直筋の後面で経路を探す必要がある。この腹部筋膜層は腹膜と接触し、結腸間膜、膀胱、肝臓を分ける鎌状間膜など、腹腔内臓と多くの接続がある。

 最小の圧であっても対象者によっては痛みを感じたり、感情的に困難になったりする。丁寧な説明を行って対象者の同意を得て、臍を天井方向、または対象者の頭部に向かって持ち上げる。この動きも苦痛を伴うことが多く、触診を始める前に組織を充分にリリースしゆっくりと行う。

 またこの手技を通して、対象者が正常な呼吸リズムを持続することはきわめて重要である。治療結果として、呼吸機能が向上し、症状が緩和した様子を見ると、この手技を試行する価値がある。

引用ここまで

 「へそまがり(臍曲がり)」という言葉があります。「ひねくれていて素直でないこと。また、そのさまや、そのような人。偏屈。あまのじゃく。つむじまがり。」という意味です。捻くれ者とか拗ね者と呼ばれる人たちのことですね。

 笑える国語辞典さまの解説が面白いです → 臍曲がり、へそ曲がり

 私の調べでも、おへそが頭方に向かって持ち上げらない人はへそまがりでした。鶏と卵的な話だと思いますが、素直になりたいのであればおへそのリリースから始めるのがよいのではないかと存じます。 

 少なくとも、横隔膜の動きが改善されて、呼吸は楽になりますし、姿勢も改善します。生きづらい人は、へその感情的接続と筋膜的接続について学ぶといいかもしれません。

 各地のワークショップで、解説します。

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