横隔膜のセルフケア |
■横隔膜のセルフケアテクニック
仰向けに寝て膝を曲げ、胸郭の下から手指で圧迫する。
ビジュアルでわかるトリガーポイント治療 緑書房 121Pより
横隔膜の収縮はそれぞれの繊維が別々に収縮するわけではない。そのことは、呼吸メカニズムを理解する上で重要である。呼吸には筋肉や内臓が協調的に連続し、ともに収縮することが必要である。なお、トリガーポイントは下位肋軟骨端に沿って触診すると触知可能である。
呼吸パターンにはよく異常がみられる。もし治療しなければ、身体の至る所に慢性筋膜トリガーポイントを発達させる重要な要因となる。
Garland(1994)は、筋骨格系の配列変化は、上部胸式呼吸が長年行われることにより起こる可能性があることを示唆した。
・胸椎可動域における制限(2次的に起こる肋骨構造の異常)
・斜角筋群、上部僧帽筋、肩甲挙筋におけるトリガーポイントの形成
・硬く、こわばった頸椎
・腹部横隔膜と腹横筋の緊張に伴う変化
・腹筋の脆弱化と脊柱起立筋の過緊張によるアンバランス
・骨盤底筋の衰弱
引用ここまで
昨日の塾生講座で、横隔膜の機能低下問題と機能改善について解説しました。首・肩・背中がこっている人の横隔膜に触れてみると、「まあ、それはそうだよね」というくらい動きが悪いのがわかるかと思います。
横隔膜のセルフケアにより機能が改善されると世界が変わります。11月の各地のワークショップで、リフレッシュスティックを使った横隔膜と下顎のセルフリリーステクニックを解説します。
☆新宮校ワークショップ(休日)
12月18日(日) → 詳細
☆新宮校ワークショップ(平日)
12月19日(月) → 詳細
☆大阪ワークショップ
12月22日(木)→ 詳細
☆名古屋ワークショップ
12月23日(金)→ 詳細
☆神戸ワークショップ
12月24日(土)→ 詳細
☆機能運動学大牟田サークル
1月8日(日) → 詳細