2023年1月の各地のワークショップは、「身体構造のバランスを整える筋膜解放技術」について解説します。年始は、1月3日新宮校よりスタートします。セルフケアテクニックを中心に解説いたします。
深後頸部の解放 |
筋膜の解放は、筋膜を伸ばし、筋膜と外皮、筋肉、骨の間の結合を解放するための手技を指し、痛みを取り除き、可動域を広げ、体のバランスをとることを目的としています。
筋膜は、直接的または間接的に操作され、結合組織繊維がより柔軟で機能的な方法に再編成されることを可能にします.。
筋膜は、皮膚とその下にある筋肉と骨の構造の間に位置し、体内の筋肉、器官、骨格構造を覆い、接続する結合組織のシームレス(継ぎ目のない)なウェブ(結びつけるシステム)です。
筋肉と筋膜は結合して筋膜系を形成しています。
ケガ、ストレス、炎症、外傷、および姿勢の悪さは、筋膜の制限を引き起こす可能性があります。
筋膜は相互につながったウェブであるため、ある場所での筋膜への制限または緊張は、時間の経過とともに、セーターの引っ張りのように体の他の場所に広がる可能性があります。
筋膜の解放の目標は、筋膜の制限を解放し、組織の健康を回復することです。
■身体構造のバランスを整える筋膜解放技術
《前半》
①胸腰筋膜
・脊柱起立筋
・多裂筋
・腰方形筋
②腸腰靱帯と第12肋骨
③腸間膜と腹部
④大腰筋
脇腹の解放 |
《後半》
①頸部
・胸鎖乳突筋の解放
・僧帽筋の解放
・後頭下筋群の解放
・斜角筋の解放
②顎関節
・咬筋の解放
・側頭筋の解放
・顎二腹筋の解放
・内側翼突筋の解放
・外側翼突筋の解放
へその解放 |