2026年4月20日月曜日

炊飯用の土鍋を使ってお芋(さつまいもやじゃがいも)をふかす、遠赤外線効果でお芋の芯までじっくり熱が通るため、驚くほど甘く、ホクホクに仕上がります。

土鍋で芋をふかす
 炊飯用の土鍋を使ってお芋(さつまいもやじゃがいも)をふかすのは、実はとても理にかなった方法です。土鍋は蓄熱性が高く、遠赤外線効果でお芋の芯までじっくり熱が通るため、驚くほど甘く、ホクホクに仕上がります。


1. 蒸し板(または皿)を使う「本格蒸し」

 蒸し器がなくても、土鍋の中で簡易的な蒸し環境を作ります。水分を直接吸わせないため、ベチャッとならずに仕上がります。

手順

  1. 底上げをする:土鍋の底に、耐熱性のある少し高さのある小皿を逆さまに置くか、金属製の蒸し目皿を敷きます。

  2. 水を入れる:小皿の高さの半分くらいまで水を入れます(お芋に水が直接当たらない程度)。

  3. お芋を並べる:お芋を重ならないように並べます。大きい場合は厚切りにするか、半分に切ってください。

  4. 加熱する:蓋をして中火にかけます。沸騰して蓋の穴から蒸気が勢いよく出てきたら、弱火に落として20〜30分加熱します。

  5. 余熱で仕上げる:火を止め、蓋をしたまま10〜15分放置します。この「蒸らし」の時間に遠赤外線がじわじわ効いて、甘みが増します。


2. 濡れ新聞紙(またはキッチンペーパー)を使う「しっとり蒸し焼き」

 ホイルの代わりに、水分を含ませた紙で包む方法です。土鍋の直火の熱を優しく伝え、適度な湿度を保ちます。

手順

  1. お芋を包む:洗ったお芋を、たっぷり水に濡らした新聞紙(または厚手のキッチンペーパー)で隙間なく包みます。

  2. 土鍋に配置:土鍋の底に割り箸を数本並べて「すのこ」代わりにし、その上にお芋を置きます(焦げ付き防止のため)。

  3. 加熱する:蓋をして極弱火でじっくり30〜40分ほど加熱します。

  4. 確認:竹串がスッと通れば完成です。


美味しく仕上げるコツ

  • 急がない:さつまいもの場合、6070度前後の温度帯を長く保つことで、澱粉が糖に変わり、甘みが最大化されます。土鍋の「温まりにくく冷めにくい」特性を活かし、弱火でじっくり攻めるのがポイントです。

  • じゃがいもの場合:じゃがいも(男爵など)は、蒸し上がった直後に一度蓋を開けて水分を飛ばすと、粉を吹いたようなホクホク感が強調されます。