2026年4月11日土曜日

神社でのお賽銭は、神様への「神恩感謝のしるし」であり、願いを叶えてもらうための対価(代金)ではありません。

 神社でのお賽銭は、神様への「神恩感謝のしるし」であり、願いを叶えてもらうための対価(代金)ではありません。もともとはお米などを供えていた「おひねり」が変化したものです。

​ お賽銭に関する一般的な作法やポイントをまとめました。

​1. お賽銭の金額に決まりはある?

 ​結論から言うと、金額に決まりはありません。 大切なのは「まごころ」です。

 ​よく言われる「語呂合わせ」は縁起を担ぐ楽しみの一つとして親しまれています

  • 5円: 「ご縁」がありますように
  • 11円: 「いい」ご縁がありますように
  • 25円: 「二重(20)にご縁(5)」がありますように
  • 45円: 「始終(40)ご縁(5)」がありますように
  • 115円: 「いい(11)ご縁(5)」がありますように
  • 注意したい組み合わせ

    「10円(遠縁=縁が遠のく)」「500円(これ以上大きな硬貨がない=効果がない)」といった説もありますが、これらはあくまで現代の言葉遊びです。あまり神経質になりすぎる必要はありません。

​2. お賽銭を出す時の作法

​ お賽銭箱の前では、以下の点に気を付けるとより丁寧です。

  • 静かに入れる: 投げつけるのではなく、賽銭箱の中にそっと置くように入れるのがマナーです。神様への献上物という意識を持つと自然と丁寧になります。
  • お辞儀をしてから: お賽銭を入れる前に軽く一礼し、その後「二礼二拍手一礼」の拝礼を行います。

​3. お札を入れる場合は?

​ 大きな願い事や感謝を伝えたい時にお札を納めるのも素敵です。

  • 新札が望ましい: お祝い事と同じで、できるだけ新札(ピン札)を用意するのが丁寧です。
  • 封筒(白封筒)に入れる: そのまま入れるよりも、白い封筒やのし袋に「御賽銭」や「御供」と書いて納めるとより正式な形になります。※個人的には、社務所に納める方が良いと思います。

​豆知識:キャッシュレスお賽銭

​ 最近では、スマホ決済(QRコード決済)を導入している神社も増えてきました。「味気ない」と感じる方もいれば、「小銭を持ち歩かないので便利」という方もいます。その神社の考え方に基づいたものなので、導入されていれば利用しても失礼にはあたりません。

 ​無理のない範囲で、自分が一番気持ちよくお参りできる金額を納めるのが良いと思います。