現代の生活で取り入れやすい具体的な方法を整理しました。
1. 酸化を防ぐ(抗酸化)
酸化は、体内で増えすぎた活性酸素が細胞を傷つけることで起こります。
-
抗酸化物質を積極的に摂る
ビタミンACE(エース)やポリフェノールを意識しましょう。
- ビタミンC: キウイ、ブロッコリー、パプリカ
- ビタミンE: アーモンド、アボカド、オリーブオイル
- ビタミンA(β-カロテン): ニンジン、カボチャ
- ポリフェノール: ブルーベリー(アントシアニン)、緑茶(カテキン)、トマト(リコピン)
- 紫外線を避ける 紫外線は体内で大量の活性酸素を発生させます。日焼け止めや帽子での対策は、肌だけでなく全身の酸化防止に有効です。
- 適度な運動を心がける 激しすぎる運動は逆に酸化を促進しますが、ウォーキングなどの有酸素運動は体の抗酸化力を高めます。
2. 糖化を防ぐ(抗糖化)
糖化は、余分な糖がタンパク質と結合して「AGEs(糖化最終生成物)」を作り、組織を老化させる現象です。
- 血糖値の急上昇を抑える(ベジファースト) 食事の際は「野菜・海藻 → 肉・魚 → 炭水化物」の順で食べることで、糖の吸収を緩やかにできます。
-
調理法を工夫する
AGEsは「高温でこんがり焼く・揚げる」ことで激増します。
- おすすめ: 生、蒸す、茹でる
- 控えめに: 揚げ物、ステーキ、バーベキューの焦げ
- 食後すぐに動く 食後15〜30分後に軽く歩いたり、片付けをしたりするだけで、血糖値のピークを抑えられます。
3. 慢性炎症を防ぐ(抗炎症)
慢性炎症は、自覚症状がないまま体の中で「ボヤ」が続いているような状態で、血管や臓器を傷つけます。
-
オメガ3脂肪酸を摂る
現代人は炎症を促進しやすいオメガ6(サラダ油等)を摂りすぎがちです。炎症を抑える油を意識的に摂りましょう。
- 青魚(サバ、イワシ): EPA・DHA
- えごま油、亜麻仁油: 加熱せずドレッシングなどに使う
- 腸内環境を整える 腸のバリア機能が低下すると、毒素が血中に漏れ出し全身の炎症に繋がります(リーキーガット)。発酵食品や食物繊維を日常的に摂ることが重要です。
- 質の高い睡眠 睡眠不足はそれ自体が強力な炎症因子となります。1日7時間程度の睡眠を確保し、寝る前のスマホを控えるだけでも炎症レベルは下がります。