2026年7月18日土曜日

生理食塩水のつくり方


 「生理食塩水」とは、人の体液(血液や涙など)と浸透圧が等しい濃度に調整された塩水のことで、一般的には0.9%の塩化ナトリウム水溶液を指します。

​ ただし、ここで重要な注意点があります。

​【重要:医療用途への使用禁止】

 ​家庭で作った塩水は、絶対に目や鼻の洗浄、傷口の処置、吸入などの医療行為には使用しないでください。

​ 家庭で行うと以下のリスクがあるため、非常に危険です。

  • 無菌ではない: 家庭の水道水や食塩には微細な雑菌や不純物が含まれている可能性があります。感染症を引き起こすリスクがあります。
  • 正確な濃度調整が困難: 医療用の生理食塩水は厳密に0.9%に調整されています。家庭での計量では濃度が安定せず、細胞や粘膜に悪影響を与える可能性があります。

 ​医療用が必要な場合は、必ず薬局で「生理食塩水」として市販されている滅菌済みの製品を購入してください。

​理科の実験や学校の教材として作る場合

​ もし、学校の実験などのために「0.9%の食塩水」を作りたいのであれば、以下の比率で作成可能です。

0.9%食塩水の作り方(水100gに対して0.9gの塩)

水の量

塩(塩化ナトリウム)の量

100ml(約100g)

0.9g

500ml(約500g)

4.5g

1L(約1000g)

9.0g

手順:

  1. ​精密なキッチンスケール(0.1g単位で計れるもの)を用意します。
  2. ​塩を正確に計量します。
  3. ​水を加え、完全に溶けるまでよくかき混ぜます。

​あくまで実験・学習目的としてのみ使用し、身体の洗浄や手当てには決して使用しないよう強くお願いいたします。もし体のケアなどで生理食塩水が必要な状況であれば、ドラッグストア等で専用の製品をお求めください。