2026年7月7日火曜日

主要な主食(ご飯、雑穀、パンなど)のGI値(グリセミック・インデックス)。

 主要な主食(ご飯、雑穀、パンなど)のGI値(グリセミック・インデックス)をまとめました。

 ​GI値は、食後2時間までにどれだけ血糖値を上昇させるかを数値化したものです(ブドウ糖を100とした場合)。一般的に、70以上が高GI、56〜69が中GI、55以下が低GIと分類されます。

​主食のGI値一覧表

 ​精製されているもの(白米や白パン)ほどGI値が高く、外皮や食物繊維が残っているもの(玄米、雑穀、全粒粉)ほどGI値が低くなるのが特徴です。

分類

食品名

GI値

分類

ご飯類

精白米(白米)

88

高GI

もち米

80

高GI

胚芽米

70

高GI

麦ご飯(押し麦3割)

65

中GI

玄米

55

低GI

発酵発芽玄米

54

低GI

雑穀・その他

もち麦(単体)

50

低GI

オートミール

55

低GI

キヌア

50

低GI

パン類

食パン

95

高GI

フランスパン

93

高GI

クロワッサン

70

高GI

ライ麦パン

58

中GI

全粒粉パン

50

低GI

ブランパン(ふすまパン)

45

低GI

血糖値を緩やかにするちょっとしたコツ

​ 同じ主食でも、食べ方や調理法を少し工夫するだけで血糖値の上昇(インスリンの急激な分泌)を抑えることができます。

  • 「冷やす」ことでレジスタントスターチ(難消化性デンプン)が増える ご飯やパンは、一度加熱したあとに冷ますと、消化されにくいデンプン(レジスタントスターチ)に変化します。これによって糖質の吸収が穏やかになり、GI値が下がります(例:冷やご飯、おにぎり、サンドイッチなど)。
  • 酢や油、食物繊維を合わせる お酢(酸味)は胃から腸への排出スピードを遅くし、オリーブオイルなどの良質な脂質や、野菜などの食物繊維は糖の吸収をブロックしてくれます。
  • 雑穀を「混ぜる」手軽さ 完全に玄米や100%全粒粉パンに変えなくても、白米にもち麦十六穀米をプラスするだけで、全体のGI値を大きく下げることができます。

麺類のGI値一覧表

​ 一般的に、そば粉の割合が高いものや、デュラムセモリナ小麦を100%使用したパスタは、麺類の中では血糖値が上がりにくい(中〜低GI)部類に入ります。

分類

食品名

GI値

分類

うどん・中華麺

うどん(乾麺・生麺)

85

高GI

インスタントラーメン

73

高GI

中華麺(焼きそば・ラーメン)

61

中GI

パスタ類

マカロニ

71

高GI

スパゲッティ(白・一般的なもの)

65

中GI

全粒粉スパゲッティ

50

低GI

そば・その他

そば(うどん粉の多い八割うどん等)

65

中GI

十割そば(そば粉100%)

54

低GI

ビーフン(米粉麺)

52

低GI

春雨(緑豆由来)

32

低GI

しらたき・こんにゃく麺

24

低GI



麺類を食べるときのポイント

  • パスタは「アルデンテ」が優秀 パスタ(デュラムセモリナ小麦)はもともとデンプンの構造が緻密で、うどん等に比べると消化・吸収がゆっくりです。さらに「アルデンテ(芯が少し残る硬さ)」に茹でることで、消化酵素が分解するのに時間がかかり、GI値を低く(約50〜55程度まで)抑えることができます。
  • そばは「そば粉の割合」をチェック 市販の安い「おそば」の中には、小麦粉の割合が7割〜8割を占めるもの(いわゆる逆二八そば)も多く、その場合は「うどん」に近いGI値(高〜中GI)になってしまいます。血糖値を意識する場合は、二八そば十割そば、または原材料表示で「そば粉」が一番最初に書かれているものを選ぶのがおすすめです。
  • ラーメンはスープの油分と具材がカギ 中華麺単体のGI値は「中GI」ですが、とんこつや醤油などのラーメンは、スープに含まれる脂質が胃からの排出を遅らせるため、実は食後すぐの血糖スパイク(急上昇)は起きにくい傾向があります。ただし、チャーシュー(タンパク質)やネギ・メンマ(食物繊維)を先に食べることで、さらに吸収を穏やかにできます。