2021年1月21日木曜日

ハタヨガの基本の立ちポーズは効果絶大です。山・三角形・豪傑(戦士)……

 昨年のコロナ禍以降、基本の呼吸や姿勢について詳しく解説してまいりました。連続参加されたみなさまのレベルが爆あがりしたので、ハタヨガの基本ポーズを、安部塾身体操作技法的に解説していくことにいたしました。元々、三角のポーズと豪傑(戦士)のポーズを高く評価しており、以前はひたすら基本の立ちポーズのみ指導しておりました。

10年以上前の私の姿は、こんな感じでした。






ハタとはサンスクリット語でhatha(ハタ)、ha(ハ)は日=太陽、tha(タ)は月=太陰を意味するとされます。日と月は、陽と陰、男と女、上と下、理想と現実、心と身体などの二元をあらわすとされています。ちなみに、日本の幡(はた・旛)はサンスクリット語のパターカー(patākā)からきているとされます。波多迦と表記され、種々の功徳がある飾り布とされました。

さて、現代のハタヨガは、本来のハタヨガとは別物だというお話です。

現代のハタ・ヨーガより

現代のハタ・ヨーガのアーサナは、伝統のハタ・ヨーガとのつながりは極めて薄いといわれる。現代広く普及している、独特のポーズ(アーサナ)を練習の中心に据えたヨーガは「創られた伝統」であった。

今日、さまざまな体位法(アーサナ)に重点を置くハタ・ヨーガが世界的に広まっているが、これは浄化法やムドラー、プラーナーヤーマを重視する古典的なハタ・ヨーガとは別物である。宗教社会学者の伊藤雅之は、現在実践されているアーサナの大半は、19世紀後半から20世紀前半に西洋で発達した身体文化(キリスト教を伝道するYMCAやイギリス陸軍によってインドに輸入された)を強調する運動に由来すると述べている。伊藤は、現代のアーサナの起源は、西洋式体操法などの西洋身体文化が、インド独自の体系として、伝統的な「ハタ・ヨーガ」の名でまとめられたものであると述べており、現在のアーサナと、『ヨーガ・スートラ』に代表される伝統的な古典ヨーガや中世以降発展した(本来の)ハタ・ヨーガとのつながりは極めて弱いと指摘している。

引用ココマデ

このあたりのお話は、とても大切だと考えております。

そんなわけで、1月22日(金)の名古屋集中講座、23日(土)の神戸集中講座にて、ハタヨガの基本立ちポーズの解説をいたします。御参加、お待ちしております。