2019年12月11日水曜日

身体操作の極意『胸を動かして、心棒を使う』

しん‐ぼう【心棒】
1 車輪・こまなど、回転する物の中心となる棒。回転軸。心木(しんぎ)。
2 物の中心に入れて、支えなどする棒。
3 集団やその活動の中心になるもの。「一家の心棒となって働く」
引用ここまで


胸の動き
武術や舞術では、「胸を動かして、心棒を使いなさい」という極意を教わります。最近はガチ甲冑合戦がブームなので、胸の動かし方について解説してくれる先生が増えてきました。甲冑をつけると手足の動きが制限されるので、胸を動かして心棒を使わざるを得ないという方が、感覚的に正解のような気がいたします。甲冑をつけて戦う人たちが猫っぽい動きになってしまう理由は、胸を動かすからではないかと思います。

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いわゆるキャットポーズや胸郭のフィギュア8の動きが重視される理由を考えてみたら、胸の動かし方を学んだ方がいい理由がわかると思います。

このあたりのお話は、12月14日(土)の東京集中講座の「武術講座」「和の身体操作」「舞講座」で解説いたします。