2022年7月28日木曜日

ぽっこりお腹、ボディラインの崩れは骨盤底筋群の機能低下に原因があることも。骨盤底筋体操のやり方の御紹介。

 骨盤底筋群とは、骨盤の底にある筋肉の集まりのことです。内臓や子宮、膀胱などを本来のあるべき 位置におさまるように、下から支えている筋肉です。骨盤底筋が弱くなってしまう原因は、加齢、運動不足、妊娠出産、筋力低下、肥満などです。ボディラインの崩れ、ぽっこりお腹などの原因になります。


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 まず骨盤底筋の場所を知りましょう。

①手のひらを上向きにして、お尻の下にして置きます。

② 両手のひらに硬い骨が当たるのを確認します。骨と骨の間にある筋肉が骨盤底筋群です。

下から見た骨盤底筋群のイメージ

上から見た骨盤底筋群のイメージ

■骨盤底筋体操のやり方 

(1)座って行う場合

①身体の力を抜きます。

②両足を肩幅に開きます。

③尿道・肛門、膣を締めます。息を吐きながら、肛門と膣を胃の方向に引き込むように締めるよう意識します。10秒くらい締め、その後、ゆるめて30秒くらいリラックスします。

④これを10回繰り返します。

※力んでしまうと逆効果になります。

※動作中、背筋を伸ばして、お腹が動かないようにします。

骨盤底筋群を締める⇔緩める

 慣れてきたら、尿道、肛門、膣、尿道を締める動作のテンポをはやめ、『締める(キュッ)↔緩める(パッ)』を1セットとして、10回繰り返します。

 1日数回に分けて5セット以上行います。

(2)寝て行う場合

①両足を肩幅に開いて ひざを立てます。

②体の力を抜きます。

③尿道・肛門、膣を締めます。息を吐きながら、肛門と膣を胃の方向に引き込むように締めるよう意識します。10秒くらい締め、その後、ゆるめて30秒くらいリラックスします。

④これを10回繰り返します。

(3)四つんばいの姿勢、立位姿勢でも、同様の手順で行えます。

トレーニングは毎日、数回に分けて5セット以上行います。

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 骨盤底筋訓練をはじめたからといって、すぐに効果があらわれるわけではありません。毎日続けていると3ヶ月後くらいに効果があらわれてきます。地道に気長に根気よく続けることが大切です。

8月の各地のワークショップで解説いたします。

機能運動学大牟田サークル

8月7日(日) → 詳細 


☆新宮校ワークショップ(平日)

8月8日(月) → 詳細


☆新宮校ワークショップ(休日)

8月11日(木・祝)→ 詳細 


☆新宮校ワークショップ(お盆)

8月14日(日)※増日の可能性あり→ 詳細


☆東京ワークショップ

8月19・20・21日(金・土・日)→ 詳細


☆大阪ワークショップ

8月25日(木)→ 詳細


☆名古屋ワークショップ

8月26日(金)→ 詳細


☆神戸ワークショップ

8月27日(土)→ 詳細


☆下関ワークショップ

8月28日(日)→ 詳細