2020年12月23日水曜日

骨盤の後傾と前傾・外方腸骨と内方腸骨について

 12月24日の大阪集中講座、25日の名古屋集中講座、26日の神戸集中講座で、骨盤の後傾と前傾・外方腸骨と内方腸骨の解説をいたします。

骨盤は、左右一対の寛骨(腸骨・恥骨・坐骨)、仙骨、尾骨で構成されます。寛骨と仙骨の間には仙腸関節が仙骨の左右両側にあり、恥骨と恥骨の間には恥骨結合があります。これらの関節の安定性が大切です。

図にまとめてみました。

骨盤の後傾と前傾

仙腸関節において、仙骨のうなずき運動とのけ反り運動にともなって、左右の腰骨(前上腸骨棘)間の距離が遠ざかったり近づいたりします。この現象を外方腸骨(アウトフレア)・内方腸骨(インフレア)と呼びます。前開きになっているか、前で閉じているかをあらわします。外方腸骨をオープンフレア、内方腸骨をクローズフレアと呼んだりもします。

外方腸骨とは、水平面上で、寛骨が外方へ回旋する運動です。上前腸骨棘は外側へ、上後腸骨棘は内側へ偏位します。矢状面上で、寛骨は後傾(後方回旋)します。
内方腸骨とは、水平面上で、寛骨が内方へ回旋する運動です。前上腸骨棘は内側へ、上後腸骨棘は外側へ偏位します。矢状面上で、寛骨は前傾(前方回旋)します。

この知識がないと、腰腹から力を発揮する身体操作を理解するのが困難になります。