自分と他人の距離感を適切に保つことができず、お互いを尊重し合えない場合、人間関係でトラブルを起こしやすくなります。他者の領域を侵さないように、自己境界線を意識することが必要です。「独り相撲」……一人で相撲を取っているような状態、つまり、周囲の状況や相手の反応を考えずに、自分一人で勝手に物事に取り組んでいると空回りが続き、自分の努力が実を結びません。無駄な努力となります。周囲の状況や相手の気持ちを考えれていない=自分のことしか考えていない状態ならなおさらです。自分の考えが絶対的に正しいと思い込み、他の意見を受け入れない状態に陥れば詰みます。
自己境界線
自己境界線とは、自分と他人との間にある、目に見えない境界線のようなものです。この境界線は、自分と他人を区別し、それぞれの考えや感情、行動の範囲を明確にする役割を果たします。自己境界線を意識することは、自分らしく生きるためにとても重要です。
自己境界線の役割
自分を守る: 他人の影響を受けすぎずに、自分の考えや感情を守ることができます。
健康な人間関係を築く: 自分と他人の距離感を適切に保ち、お互いを尊重し合える関係を築くことができます。
ストレスを軽減: 自己境界線がはっきりしている人は、他人の期待や要求に振り回されにくく、ストレスを感じにくい傾向があります。
自己境界線の種類
自己境界線には、大きく分けて以下の種類があります。
身体的な境界線: 自分の身体に触られることへの許容範囲など、身体に関する境界線です。
精神的な境界線: 自分の考えや感情、価値観など、心の領域に関する境界線です。
時間的な境界線: 自分の時間をどのように使うか、どれくらいの時間を他人に割くかなど、時間に関する境界線です。
自己境界線が曖昧な場合
自己境界線が曖昧な場合、以下のような問題が生じる可能性があります。
他人に振り回される: 他人の意見や感情に左右されやすく、自分の意見を言えなくなることがあります。
人間関係でトラブルを起こしやすい: 相手の気持ちを尊重できず、人間関係がうまくいかないことがあります。
ストレスを感じやすい: 自分の気持ちを抑え込みがちで、心身に負担がかかりやすくなります。
自己境界線を強化する方法
①自分の気持ちを大切にする: 自分の感情や欲求に素直に向き合い、それを大切にすることが大切です。
②「NO」と言える練習をする: 相手の要求に無理して応えるのではなく、自分の気持ちを正直に伝える練習をしましょう。
③自分の時間を大切にする: 自分のために時間を使うことを意識し、リフレッシュできる時間を作りましょう。
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