2025年1月15日水曜日

自律神経のバランスを整え、心身の安定を得る。気海・壇中・印堂。

気海(きかい)

気海

 気海は、東洋医学で非常に重要な経穴のひとつで、おへその真下、約指2本分下のところに位置します。気海という名前には、「気の海」という意味があり、体内の気が集まる場所と考えられています。気は、東洋医学で生命活動のエネルギー源とされ、気海は、その気が蓄えられ、そしてそこから全身に巡っていくと考えられています。

①消化機能の改善: 食欲不振、消化不良、便秘などの症状を改善します。

②疲労回復: 全身の疲れを癒し、活力を回復させます。

③免疫力向上: 免疫力を高め、病気にかかりにくい体を作ります。

④生殖機能の改善: 生殖器系の働きを活発にし、不妊症の改善にも役立つことがあります。

⑤精神安定: ストレスや不安を解消し、心のバランスを整えます。

気海の使い方

 指圧: 指の腹で優しく押します。

 温灸: もぐさを燃やして温めます。

 呼吸法: 気海に意識を集中しながら深呼吸を行います。

日常生活での活用

 疲れを感じた時: 気海を優しく押すと、疲労回復に役立ちます。

 お腹が冷える時: 温かいタオルなどで温めると、お腹の冷えを改善します。

 リラックスしたい時: 深呼吸をしながら、気海に意識を集中すると、心が落ち着きます。

 

壇中(だんちゅう)

壇中

 壇中は経穴のひとつであり、胸の中央、左右の乳頭の真ん中に位置します。

①心身の安定: ストレスや不安を鎮め、心を落ち着かせます。

②自律神経の調整: 自律神経のバランスを整え、不眠や消化不良などの症状を改善します。

③免疫力の向上: 気の流れを良くし、免疫力を高める効果が期待できます。

④痛みや炎症の緩和: 痛みや炎症を抑え、体の痛みを和らげます。

壇中が有効な症状

 ストレス、不安、イライラ

 不眠

 消化不良

 呼吸が浅い

 集中力の低下

 めまい、頭痛

 免疫力の低下

壇中の使い方

 壇中は、指で優しく押したり、手のひらで温めたりすることで刺激を与えます。呼吸を意識しながら、数秒間押すことを繰り返します。

 ツボ押し: 指の腹で軽く押します。

 温灸: もぐさを燃やして温めます。

 呼吸法: 壇中を意識しながら深呼吸を行います。


印堂

印堂

 印堂 は、眉間のちょうど中央にある経穴で、「命宮」とも呼ばれます。

①精神的な効果

②ストレスや不安を軽減

③集中力を高める

④頭痛や目の疲れを緩和

⑤不眠改善

⑥イライラ感を鎮める

⑦身体的な効果

⑧鼻詰まり改善

⑨高血圧の改善

⑩美肌効果

⑪免疫力向上

印堂の使い方

 指圧: 人差し指や中指の腹で、やや強めに数秒間押します。

 温灸: もぐさを燃やして温めます。

 呼吸法: 印堂に意識を集中しながら深呼吸を行います。

日常生活での活用

 ストレスを感じた時: 深呼吸をしながら、印堂を優しく押すと、心が落ち着きます。

 集中したい時: 試験前や仕事中など、集中力を高めたい時に刺激すると効果的です。


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