2026年8月25日火曜日

指導や実践で使える「内部意識から外部意識へ変換するキューイング(声かけ・指示文)の具体例」リスト

​指導・実践で使えるキューイング変換リスト

目的・動作

内部意識キュー(NG例)※力みや干渉を生みやすい

外部意識キュー(推奨例)※滑らかな連鎖を引き出す

姿勢・軸

「背骨をまっすぐ伸ばして」

「頭のてっぺんで天井を静かに押し上げて」

股関節・折り曲げ

「股関節から身体を折り曲げて」

「足の付け根にある折り紙を挟み込むように」

接地・着地

「足の裏全体でしっかり着地して」

「床の音を静かに立てるように降りて」

しゃがみ(スクワット)

「膝を外に開いて、太ももに力を入れて」

「お尻の下にある低い椅子へ腰掛けて」

跳躍・ジャンプ

「ふくらはぎと腿を使って強く蹴って」

「床(地面)を体から引き離すように押して」

腕のリーチ・伸ばし

「肩甲骨を下げて肘をまっすぐ伸ばして」

「指先で遠くの壁にタッチするように」

体幹・お腹

「腹筋を固めて、お腹を引き込んで」

「体の真ん中を通る太い一本の円柱をイメージして」

回旋・ねじり

「腰を捻って胸を開いて」

「胸の真ん中のライトで部屋の壁を明るく照らして」

リズム・歩行

「足を前に大きく出して蹴り出して」

「足元の足跡のグラデーションを踏み換えて」

音楽との調和

「拍に合わせて肘の角度をキープして」

「音の波のテンポに体をすべり込ませて」


効果的な外部意識キューイングの3大ポイント

  1. 「身体の部位」ではなく「物・空間・効果」を述語にする 「膝」「肩」「筋肉」といった解剖学的な単語を避け、「壁」「床」「天井」「軌道」「音」など、身体の外にある要素を言葉の着地点にします。
  2. オノマトペ(擬音語・擬態語)を活用する 「スーッ」「ピタッ」「ポンッ」といった音の感覚は、大脳皮質による言語的な分析をバイパスし、小脳や幹レベルの運動記憶(セルフ2)に直接アクセスさせます。
  3. 「空間のベクトル(方向)」を提示する 「どこを動かすか」ではなく「どこに向かって力が抜けていく・伸びていくか」という方向のイメージを与えることで、脳が最適な関節運動の組み合わせを自動計算します。