2014年12月19日金曜日

呼吸と動き~肋骨と横隔膜

昨日の記事の続きです。

実際の身体操作イメージは、こんな感じになります。

呼吸と肋骨・横隔膜

呼吸と肋骨・胸骨・横隔膜


安部塾で、背中を丸めるときに息を吸う理由のひとつですね。


仙骨をのけ反らせて、骨盤を後傾させながら息を吸うと、肋骨がふくらみやすいです。

仙骨をうなずかせて、骨盤を前傾させながら息を吐くと、肋骨がしぼみやすいです。

なので、息を吸うと背中が丸まり、息を吐くと背中が反ります。

安部塾では、呼吸を自然に深くするために、そんな身体操作をします。


一般的な呼吸法の真逆ですけどね。

体調は確実に良くなると思います。

一般的なやり方でケガをしてしまっている人は、試してみる価値アリかもです。

気持ちいいですし。


ちなみに、椎骨を意識的に動かしたいときは、一般的なやり方の方がやりやすいかもです。

息を吐きながら背中を丸め、吸いながら反らせた方が、抵抗がかかるので。

そのぶん、呼吸は浅くなってしまいますので、意識的な呼吸が必要になります。

安部塾では、意識的な呼吸はしませんので、吸いながら丸め、吐きながら反ります。


そのぶん、身体操作には、マニアックにこだわります(笑)。


20日の塾長ワークショップで、骨格模型を使って3次元的に説明します。

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