2023年11月2日木曜日

締まった美しい足をつくる~長腓骨筋のはたらきを理解しましょう。

■長腓骨筋

 長腓骨筋は、下腿外側浅層を走行しています。

長腓骨筋の付着と走行

 長腓骨筋腱は外果(外くるぶし)の後方を通過して足底をまわりこむように、第一中足骨底と内側楔状骨に付着しています。

長腓骨筋の付着と走行

長腓骨筋の付着と走行

 触診するときは、足を外反させて(前足部の足底を外側に向ける感じ)長腓骨筋を収縮させます。外果後方で隆起しているのが長腓骨筋腱です。

 長腓骨筋は外側縦アーチと横アーチをサポートします。長腓骨筋が弱くなると、荷重が足底の外側に逃げやすくなります。足関節内反捻挫を起こしやすい人は、長腓骨筋が弱っているかもしれません。小指の付け根(第五中足骨頭部)にタコができてたら疑いが強いです。

 長腓骨筋をストレッチしたいときは、膝関節屈曲位で足と足関節を極端な内反及び背屈位にします。

 長腓骨筋を強くしたいときは、足関節を内反させた状態から外反させる動きを意識します。足の内縁(母趾側)を意識し、母趾球を転がすように歩くのも効果的です。

 ちなみに、横アーチがつぶれて破綻し開張足(扇形の足)になると、扁平足・回内足・外反母趾・内反小趾などをフルコンボという闇展開になりがちです。第2・第3中足骨頭部に胼胝(タコ)、鶏眼(うおのめ)、足趾の陥入爪・巻き爪なども併発したり……

 11月のワークショップで解説します。

飯塚ヨガワークショップ

11月3日(金)→ 詳細 

 

☆下関ワークショップ

14月4日(土)→ 詳細

 

 機能運動学大牟田サークル

11月5日(日) → 詳細 

  

☆東京ワークショップ

11月17・18・19日(金・土・日)→ 詳細  

 

☆大阪ワークショップ

11月23日(木)→ 詳細

 

☆名古屋ワークショップ

11月24日(金)→ 詳細

 

☆神戸ワークショップ

11月25日(土)→ 詳細

 

新宮校ワークショップ(休日)

11月26日(日)→ 詳細

 

☆新宮校ワークショップ(平日)

11月27日(月) → 詳細