2023年8月31日木曜日

腸腰筋のような休眠状態にある筋肉への意識にスイッチをいれる。

腸腰筋

 腸腰筋は幼児期に、座ることや歩くことを学ぶ中で目覚めます。一度目覚めた腸腰筋は、立ち上がったり歩いたりする際に常にはたらきます。しかし、この絶えず続く動きにもかかわらず、私たちの腸腰筋への意識は早くから自覚がなくなります。

(もしも一歩ずつ歩くたびに意識しないといけなかったら、と想像してみてください)。

 ハタヨガは、この大きく大切な筋肉への意識を再び目覚めさせるのに効果的です。再び腸腰筋を目覚めさせたら、アーサナを変化させ深めるために意識して収縮し、弛緩させるようにしましょう。

※図解YOGAアナトミー・筋骨格編より引用

 ヨガでは、座ったり歩いたりするような日常生活の動きとは違った、新しい動きが要求させるので、腸腰筋のような休眠状態にある筋肉への意識にスイッチをいれるのです。一度スイッチが入ると、意識的にこれらの筋肉を新しい課題に使うことができるようになります。

 例えば、腸腰筋が意識的に使うことができるようになった後には、腸腰筋を意識するために練習していたポーズをより改善し、より深めることができます。

※図解YOGAアナトミー・アーサナ編より引用


 安部塾では、ループバンドを使って、休眠状態にある筋肉への意識にスイッチをいれます。結果として、動きが改善して、体調が良くなります。


 「回数をこなしたことで慣れた動きにはなっても、本質的には何も成長してない」ということはとてもよくあります。長くやっているから、回数をこなしているからというのは、実のところ「間違った動きを反復してしまい、体を壊しただけ」ということでしかないことがよくあります。

 筋肉が休眠状態にあって身体を壊してしまう人の特長のひとつに、「長文自分語り」があります。長々と文章化してはいるのですが、現実レベルで筋肉が覚醒しているわけではないので説得力がありません。顔貌・姿勢・体型・動きのどれをとっても、パッとしません。自画自賛してみたところで説得力が増すわけではないので、悲哀さが漂います。

 休眠状態にある筋肉への意識にスイッチをいれて覚醒させ、現実的に充実した日々を過ごしましょう。

9月の安部塾ワークショップは、ハタヨガの安部塾的解説を予定しております。

■ループバンドを使ったエクサイズ

■ハタ・ヨガ 

①太陽のシークエンス

②首をほぐす体操

③手首と腕をほぐす体操

④山のポーズ

⑤木のポーズ

⑥戦士のポーズ

⑦立位の脇ストレッチ

⑧三角のポーズ

⑨半月のポーズ

⑩椅子のポーズ

⑫ねじった半月のポーズ

⑬立位の開脚の前屈

⑭深い前屈

⑮立位の片脚の前屈

⑯ねじった三角のポーズ 


☆下関ワークショップ

9月2日(土)→ 詳細

 

機能運動学大牟田サークル

9月3日(日) → 詳細 

 

☆東京ワークショップ

9月15・16・17・18 日(金・土・日・月)→ 詳細  

 

☆大阪ワークショップ

9月21日(木)→ 詳細

 

☆名古屋ワークショップ

9月22日(金)→ 詳細

 

☆神戸ワークショップ

9月23日(土)→ 詳細

 

新宮校ワークショップ(休日)

10月1日(日)→ 詳細

 

☆新宮校ワークショップ(平日)

9月28日(月) → 詳細