筋肉が硬いときって、悪目立ちしていることが多いものです。
悪目立ちとは?
好ましくない面において人よりも目立つこと。悪い意味で目立っているさま。引用ここまで
劣等コンプレックス・優越コンプレックスという感情が強いと、筋肉が硬くなります。
目立つことを目的に生きてしまいがちです。
普通であることを嫌い、過激な言動やメイク・ファッションに走ります。
結果、悪目立ちしてしまいます。
「派手な人ほど、本当は心が寂しいんです(加藤諦三先生〆の言葉)」
他人から必要とされない寂しい自分に、劣等コンプレックスを感じている状態です。
「私はここにいます。見捨てないでください」
という筋緊張が、悪目立ちの正体です。
良目立ちしている人は、「普通」です。
目立つことを目的に行動することはありません。
余計なことをしません。
筋緊張がないので、見た目に可愛く素直です。
「素直さは、この世の中で生きていく最も大きな財産です(加藤諦三先生〆の言葉)」
他人と違うことをしたがること自体は普通です。
しかし、やるやらないの判断基準が「他人と違うこと」だとしたら、それは劣等感です。
流行りの表現では、「他人軸」ということになります。
自分に軸がないと、普通にしていられなくなります。
良目立ちしている人は、余計なことをしませんし、言いません。
相手の表情や態度が観えているので、自分の立ち位置を把握できるからです。
悪目立ちしているときは、余計なことしかしないし、余計なことばかり言います。
相手の表情や態度が観えていないので、自分の立ち位置を把握できないのです。
「自ら目立とうとする」のが、最悪に余計なことだったりします。
もちろん、環境に問題があるときは、その環境から逃げるのがいちばんです。
しかし、どこに行っても悪目立ちするとしたら、自分に問題があると考えられます。
劣等・優越コンプレックスも含め、行動を改善する必要があります。
基本はまず過剰な筋緊張をゆるめ、「普通(適正)」な筋緊張レベルにすることです。
相手の話を聴くことも大切です。
もちろん適切な運動や筋ほぐしも。
さて、悪目立ちしている人とはどう接したらいいのか?
一般的には、「距離を置くこと」「近づかないこと」が推奨されています。
劣等・優越コンプレックスゆえの対人関係トラブルが多いからです。
「悪目立ち傾向がある人を早い時期に見抜いて関わらないこと」が基本だそうです。
承認欲求や
自己顕示欲求が強すぎるとき、その言動はめんどくさくなります。
「認めて欲しい」「アピールしたい」
健全で適切なレベルなら良い結果につながりますが、過剰だと問題を生じます。
自己アピールでは寂しさを埋めることはできないことを学ぶ必要があります。
むしろ、大切な人たちを遠ざけてしまうことになりますから。
悪目立ちしているかどうかは、なかなか自分で気づくことができません。
やさしい人に指摘してもらって、良目立ちできるように成長できるとしあわせです。