トリガーポイントと虚血圧迫テクニック |
私の身体操作活動の原点であり、ボディワーカーとしての私の基礎でもあります。
すべてはトリガーポイントへの興味から始まり、33年間にもわたって研究してきました。
最近は運動による改善がほとんどですが、圧迫による改善の心地良さには及びません。
熟練した手技を駆使できる術者に解放してもらう快感は、生きる喜びすら感じさせます。
あまりに心地良すぎて、術者に対する過度の依存を引き起こしやすいのが問題ですが。
私見として、術者の肉体は「人体として最高レベルの触感を誇る状態」である必要があると考えています。
自らがトリガーポイントまみれの状態で他者に触れたところで、暴力行為にしかならないとからです。
私が行き着いた結論は、「日常におけるすべての所作が美しいこと」です。
衝突を繰り返すような動きをしているようでは、本当の意味でのトリガーポイントの解放ができません。
世界と衝突を繰り返す動きをしている人は、対人関係においても衝突を繰り返します。
筋肉の過剰緊張の根源は、対人関係における緊張状態からくるストレスです。
そこから、上の画像にある筋肉の異常収縮が始まります。
円の動き・らせんの動きだけが、人間関係のストレスを緩和できます。
ちょうど、関節のストレスを、円の動き・らせんの動きだけが緩和できるように。
しかし、伝えたい量が膨大過ぎて、まとめるのが無理ゲーです(笑)。
参考書籍はこちら。
ビジュアルでわかるトリガーポイント治療 |
読み解く力がある人なら、私から習わなくても、この本熟読で行けるレベルです。
購入をお奨めいたします。