2017年8月11日金曜日

お互いの表情を見つめ合うことから、愛が生まれてきます。はっきりと視える眼で見つめ合えば。

昨日の塾生講座で、「眼と表情」について解説しました。


私たちは、お互いの表情を見つめ合うことで、表情コミュニケーションができます。

そして、言葉を交わし合うことで、言葉でのコミュニケーションができます。

コミュニケーションが、私たちの心をつくってきました。

「よく視える・よく聴ける・よく喋れる」ことで、心が豊かになってきたのです。


私たちの眼が悪かったら、相手の表情がわからなくなります。

視えている人の見え方・見えていない人の見え方

ぼやけた見え方では、相手の細かな表情がわかりません。

結果、相手の心を感じることができません。

また、自分の表情も乏しくなります。

よく視えていない原始のサルに表情がないのと、同じことが起こります。


はっきりと視える眼で見つめ合うことで、そこに愛が生まれるのです。


そして、「白目」の意味についても解説をしました。


私たちの白目には、「自分がどこを見ているのか」を相手に伝える機能があります。

白目がない動物と違い、見ている方向がバレバレなのです。

争いを肯定する動物には、白目がありません(争いに不利だからです)。

お互いの表情を見つめ合い、愛の言葉を交わすことを選択した私たちには、白目があります。


白目があるのは、人間だけです。

私たちは、コミュニケーションを深めるために、白目を選択したのです。

「あなたのことを、見つめています」という気持ちを伝えること。

そして、愛し合うことから、「社会」が生まれてくるのです。


今日からの薬院校お盆集中講座の私のテーマは、「見つめる」です。

身体機能を向上させる理由は、「愛し合うため」です。

その基礎となるのは、相手の表情を見つめることです。

そこから自然と生まれてくる表情と言葉には力があります。


その力を、感じてください。