2015年10月30日金曜日

胸鎖乳突筋の使い方動画~ねじった上体起こし(ツイスティングクランチ)への応用動画

胸鎖乳突筋
塾生講座で、胸鎖乳突筋の使い方をやりました。



ねじった上体起こしへの応用です。




他にも、いろいろ応用できます。

詳しくは、講座の時に聞いてくださいね。

内転筋群と大腿筋膜張筋/ストラップで姿勢改善の動画

昨日の塾生講座でも、内転筋群と大腿筋膜張筋/ストラップで姿勢改善やりました。



2015年10月27日火曜日

お腹の引き締めとお尻の引き締め~11月14・15日の安部塾東京ワークショップの内容

要望が多いので、11月14・15日の安部塾東京ワークショップで、『お腹の引き締め』やります。

たっぷりと『腹筋群と内転筋群のつながり』について学びましょう。


「なぜ、二枚貝の型をやるとお腹が引き締まるのか?」とか。

外腹斜筋と内転筋
腹斜筋の使い方も、鬼練しましょう。
外腹斜筋・内腹斜筋
体幹を安定させる腹筋群の使い方も。

腹筋群
合わせて、お尻の引き締めをやります。

『広背筋と大臀筋のつながり』についても熱く語ります。


「なぜ、肩甲骨上方回旋の練習をすると美尻になるのか?」とかね。

大臀筋と広背筋

交差ネタは面白いので人気があります。

安部塾の定番となりつつあります。


当日までに、いくつか予習用記事書きます。


10月24・25日の東京ワークショップの復習用動画も、編集が終わったらぼちぼちアップしますね。

2015年10月23日金曜日

肩甲骨の上方回旋・下方回旋の動画

じゅんじゅんと、一緒に説明してみましたw




この前と、そのまた前の記事と合わせて観てみると、面白いと思います。

肩甲骨と腕あげ~肩甲骨上方回旋と僧帽筋・前鋸筋


安部塾でよくやる『肩甲骨の前方突出(外転)練習】で、腕があがりやすくなる理由をまとめてみます。
肩甲骨上方回旋と僧帽筋・前鋸筋

■塾生向け復習用基礎知識

【僧帽筋】
上部線維は肩甲骨挙上、下部線維は肩甲骨下制・内転。
僧帽筋上部線維の作用が充分でないと、肩関節屈曲・外転時に肩甲骨が挙上しにくい。

【前鋸筋】
肩甲骨の外転・上方回旋(肩甲帯の主要な外転筋)。
前鋸筋操作ができずに肩甲帯の制御不能になると、肩の可動域に障害が起きる。

僧帽筋と前鋸筋

【解説】
僧帽筋と前鋸筋は、どちらも上方回旋の作用筋。
肩甲骨内転(後退)⇔肩甲骨外転(前方突出)では拮抗筋。
どちらかの筋肉に筋力低下が起きると、肩甲骨が上方回旋しにくくなる。


ここまで書けばわかりますね。

前鋸筋の筋力を回復させれば、腕があがりやすくなるのです。

前鋸筋の起始・停止は重要です。

前鋸筋の起始・停止
いつも塾生講座で説明していますが、停止の位置を『外側縁』だと勘違いしがちです。

勘違いしていると、パワーが出ません。


図で説明するのは無理があるので、続きは講座で(^^♪

腕を後ろにもっていくコツ~肩甲骨の下方回旋/腕が上にあがらないのは肩甲骨が下方回旋したまま固まっているからかも。

今月の安部塾マンスリーは『肩甲骨の下方回旋』。

肩甲骨の下方回旋

肩甲骨の上角~内側縁を首の方へ近づけながら、肩峰を下げる動きです。

こんなときに使います。

肩関節(肩甲上腕関節)伸展

■塾生向けの基礎知識

【肩甲挙筋】
肩甲骨上角に付着。短縮すると肩峰部は挙上せず、上角部だけが挙上。
僧帽筋と、回旋動作で拮抗筋・内転動作では共同筋。

【菱形筋】
僧帽筋と、回旋動作で拮抗筋・内転動作では共同筋。
僧帽筋よりも優位なため、肩甲骨上方回旋を妨げることがある。
※腕を上にあげるのがうまくいかなくなる。

【小胸筋】
烏口突起を前方/尾側に傾ける=肩甲骨前方傾斜。
短縮すると下角が内側に回旋し、肩甲骨の上方回旋を妨げる。

【解説】

肩甲骨が下方回旋したまま固まると、上腕骨との運動連鎖がうまくいきません。
肩峰と上腕骨の間で回旋筋腱板(ローテーターカフ)・滑液包・上腕二頭筋長頭腱の挟み込み……
いわゆる『インピジメント』が起きます。
肩関節の外転・屈曲時に、三角筋付着部~肩峰が痛みます。
プールスティックワークで肩甲挙筋・菱形筋・小胸筋をゆるめると、いきなり腕があがる理由です。



昨日、衝撃の事実が!

「えっ? 肩関節の伸展って、外ねじり(外旋)じゃないんですか?」

なんと、参加者全員が外旋でやっておりました。

内ねじり(内旋)です(笑)。


まだまだ、『知らずに、真逆の意識でやっていること』って、いっぱいあるんだろうなと思いました。

2015年10月22日木曜日

肩を傷めない腕の使い方

昨夜の生配信の動画です。

蓄積疲労のため、無駄にテンションが高いです(笑)。




2015年10月21日水曜日

腕をあげると肩が痛いのは

多くの場合、こういうことだと思います。

インピジメント

図のように腕が動くと、腱の「挟(はさ)み込み」が起きます。

結果、痛みが出ます。

肩を安定させるために肩関節を前後から支える回旋腱板(ローテーターカフ)。

その腱を、誤った身体操作で肩関節に挟めてしまった結果なのです。


安部塾の肩関節操作を学ぶと、解消できることが多いです。

今夜(22:00~)の生配信で、説明したいと思います。

安部塾ちゃんねる

2015年10月17日土曜日

内容濃いすぎですが、わけがわからず何となくポーズをとってもなんも意味がないって思うので、それがわかる人やってみたいって思う人だけとやっていけばいいかと思っています。

下関のNamiさんのブログ記事より。

Studio Namiの一週間を写真で振り返りました。

みんなで作り上げていくレッスンの空間はとってもワクワクするものでした。

一緒に高め合おうって人だけが楽しく感じれるレッスン。

内容濃いすぎですが、わけがわからず何となくポーズをとってもなんも意味がないって思うので、それがわかる人やってみたいって思う人だけとやっていけばいいかと思っています。

やってみた人はその楽しさがわかる瞬間がきっときますよ~

引用ココマデ

プロメテウス解剖学アトラス

まあね。

これ一冊頭に入っていれば、この仕事はできます。

これに書いてあることを遵守していれば、ちゃんと効果が出ます。

ケガや故障を防げます。

良い本です。

買いましょう♪


僕のレッスン終了直後、参加者の方々から自然に拍手をいただくことがよくあります。

ちょっとしたライブみたいな雰囲気になります。

ひとつひとつの動作の意味を全解説しながら誘導していくのが安部塾スタイルです。

独特の一体感がクラスを包み込み、感動の渦が生まれます。


たかが身体操作なのに、涙が流れてきたりします。


それが安部塾です。


高頻度で僕の元で学んでいる塾生たちも、僕と同じことをできるようになりつつあります。

『レッスンは、参加者がつくりあげていくもの』という僕の信念を再現してくれています。

指導者が暴走しているクラスなんて、居心地悪くてつまらないですからね。

指導者がいなくても楽しく盛り上がっているクラスをつくりたいものです。


「あ、塾長いたの?」

それくらいのね(笑)。


自分のことを見て欲しいとかいう次元で参加者の前に立ってみても、感動してはもらえません。

参加者が抱えている身体的な問題のすべてを、参加者自身より見抜くことができる。

それができると、感動の渦が生まれます。

プロメテウス熟読者に与えられし、奇跡の力です。


むやみやたらに乱暴に身体を動かして汗をかくとか、安部塾ではありえません。

精密・緻密な動きを、繊細な身体感覚で、地道に繰り返します。


やった実感がある動きを、安部塾では全否定します。

「正しい動きは、やっている気がしないものですよ」

それが、僕の口癖です。

やっている気がするということは、不自然ということなのです。


そして、本当の動きは、『虜(とりこ)になるほど美しい』のです。

プロメテウスの帯に書いてある言葉です。

プロメテウス解剖学アトラス

見惚れるほどの所作の美しさは、良き人生をつくりあげてくれます。

雑な動きを排除して、丁寧な動きを心掛けて欲しいと思います。

2015年10月16日金曜日

姿勢・動き・呼吸をつくり直すということ~胎児・乳児・幼児の段階をやり直す

こどもの発達

僕はよく、「全部間違っていますよ」って言います。

いま現在、何らかの体調不良がある場合、その原因は母体まで遡(さかのぼれ)ます。

実際は、もっと過去まで。

直近の原因は、単なる『きっかけ』に過ぎません。


卵巣から子宮から外界という流れ。

そこからやり直さないと、本当の意味での改善なんてできやしない。


僕は、そう考えています。


胎児

薬院校で過ごす塾生たちが、上図のような感じでゴロゴロしてるのは、デフォルトです(笑)。


ある意味、薬院校は『子宮』みたいなものなのかもしれません。

母親のお腹の中

少し落ち着いてくると、いちばん上の図みたいな感じで発達が始まります。

よつんばい→片膝立ちのあたりまで来れば、かなり改善が進んだ状態だといえます。


12月6日の薬院校開校1周年講座で、この流れで再構成したIBUKI∞developmentをやります。

その先に、IBUKI∞evolutionがあります。


姿勢・動き・呼吸をつくり直すのは、とても楽しいものです。

生まれ直し・生き直しは、身体操作でやれます。

自分を受けいれることも、親を受けいれることも、他人を受けいれることも。

みんな、身体操作の再学習でやれてしまいます。


でもまあ、こんな話を一般参加の方にしてみてもイミフですよね。

なので、ふだんは普通に体の動かし方を説明しています。

でもほんとは、お腹の中からやり直しているんだと感じていて欲しかったりします。

その方が、ずっと効果的だからです。

2015年10月15日木曜日

肩甲骨の使い方~上方回旋・下方回旋・挙上(前傾)・下制(後傾)・外転(前方突出)・内転(後退)の動画

昨夜の生配信の動画です。




『ペーパークラフト(紙工作)で理解する機能的解剖学』なんて企画も面白いかもですね。

2015年10月10日土曜日

肩甲骨の下方回旋と体幹の側屈の動画

昨日の塾生講座の復習用動画です。





どんどん内容が精密・繊細になっていっています。

僕がやりたかったことは、このレベルでの身体操作教育です。

薬院校開校後、☆にならずに通い詰めてくれた塾生たち。

彼ら・彼女らが積み重ねてきた練習は、決して彼ら彼女らを裏切らないと思います。


これからますます、精密・繊細な内容を深めていきます。


中津・下関からの参加もありました。

隣県からの参加も、日常化してきました。

それだけの楽しみが、安部塾にはあるんだと安心しています。

ありがたいことです。


動画の公開が好評なので、ばしばしアップしていきたいと思います。

2015年10月9日金曜日

筋肉の機能(作用)の基本を学ぶと人生が楽しくなります

昨日、塾生講座で『筋肉の機能(作用)の基本』を説明しました

・起始(きし)と停止

・主働筋と拮抗筋

などなど。

安部塾身体操作は、すべて解剖図を元に機能(作用)をイメージすることで生まれます。

だから、どんなスタイルのエクササイズやスポーツにも対応できます。

そして、僕の教えていることは分類できません。

あえて言えば、フリースタイル(自由型)という感じです。

なので、「自分の知っているタイプに分類したい人」とは相性が悪いです。

ステレオタイプなものの見方しかできない人が、僕の周りにいない理由です。

ステレオタイプとは

話を戻して、筋肉の機能の基本。


筋肉は関節をまたいでくっついています。

「どっち側を固定するか?」で、身体の動きが変わります。

この仕組みが理解できれば、誰にも姿勢改善法や身体操作を学ぶ必要はありません。

安部塾では、この仕組みの理解の仕方を教えています。


安部塾の憲章は、「自ら考え、自ら行動せよ」です。

筋肉の機能の理解と応用の過程を、まんま憲章にしています。

筋肉の機能が改善されると、生きていくのが超絶楽しくなります。

身体の使い方のゆがみが改善されると同時に、認知のゆがみも改善されるからです。

※認知=外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程


同時に、感情の解放も起きます。


そんなわけで、今日の塾生講座も『筋肉の機能(作用)の基本』を説明します。

記録動画撮るかも。

2015年10月4日日曜日

背中で手をつなぐテクニック 下関ワークショップ10/03

人生初で、背中で手がつなげたそうです(笑)。



下側の腕=肩関節内旋+肩関節伸展+肘関節屈曲

上側の腕=肩関節外旋+肩関節屈曲+肘関節屈曲


安部塾では定番の基本テクニックです。

2015年10月2日金曜日

いかり肩となで肩・股関節内旋と股関節外旋の動画

いかり肩となで肩「胸郭出口症候群」



股関節内旋と股関節外旋

反り腰対策動画

反り腰にもいろいろありますが、ふとももとお腹をつかって改善する動画をつくってみました。

骨盤を立てる=骨盤を後傾させるという改善法です。

腰骨(上前腸骨棘)と坐骨がイメージしやすいので、説明で多用しています。

安部塾の外旋・内旋テクニックと合わせてやってみると、笑っちゃうくらい改善するはずです。