肩甲骨の下方回旋 |
肩甲骨の上角~内側縁を首の方へ近づけながら、肩峰を下げる動きです。
こんなときに使います。
■塾生向けの基礎知識
【肩甲挙筋】
肩甲骨上角に付着。短縮すると肩峰部は挙上せず、上角部だけが挙上。
僧帽筋と、回旋動作で拮抗筋・内転動作では共同筋。
【菱形筋】
僧帽筋と、回旋動作で拮抗筋・内転動作では共同筋。
僧帽筋よりも優位なため、肩甲骨上方回旋を妨げることがある。
※腕を上にあげるのがうまくいかなくなる。
【小胸筋】
烏口突起を前方/尾側に傾ける=肩甲骨前方傾斜。
短縮すると下角が内側に回旋し、肩甲骨の上方回旋を妨げる。
【解説】
肩甲骨が下方回旋したまま固まると、上腕骨との運動連鎖がうまくいきません。
肩峰と上腕骨の間で回旋筋腱板(ローテーターカフ)・滑液包・上腕二頭筋長頭腱の挟み込み……
いわゆる『インピジメント』が起きます。
肩関節の外転・屈曲時に、三角筋付着部~肩峰が痛みます。
プールスティックワークで肩甲挙筋・菱形筋・小胸筋をゆるめると、いきなり腕があがる理由です。
昨日、衝撃の事実が!
肩関節(肩甲上腕関節)伸展 |
■塾生向けの基礎知識
【肩甲挙筋】
肩甲骨上角に付着。短縮すると肩峰部は挙上せず、上角部だけが挙上。
僧帽筋と、回旋動作で拮抗筋・内転動作では共同筋。
【菱形筋】
僧帽筋と、回旋動作で拮抗筋・内転動作では共同筋。
僧帽筋よりも優位なため、肩甲骨上方回旋を妨げることがある。
※腕を上にあげるのがうまくいかなくなる。
【小胸筋】
烏口突起を前方/尾側に傾ける=肩甲骨前方傾斜。
短縮すると下角が内側に回旋し、肩甲骨の上方回旋を妨げる。
【解説】
肩甲骨が下方回旋したまま固まると、上腕骨との運動連鎖がうまくいきません。
肩峰と上腕骨の間で回旋筋腱板(ローテーターカフ)・滑液包・上腕二頭筋長頭腱の挟み込み……
いわゆる『インピジメント』が起きます。
肩関節の外転・屈曲時に、三角筋付着部~肩峰が痛みます。
プールスティックワークで肩甲挙筋・菱形筋・小胸筋をゆるめると、いきなり腕があがる理由です。
昨日、衝撃の事実が!
「えっ? 肩関節の伸展って、外ねじり(外旋)じゃないんですか?」
なんと、参加者全員が外旋でやっておりました。
内ねじり(内旋)です(笑)。
まだまだ、『知らずに、真逆の意識でやっていること』って、いっぱいあるんだろうなと思いました。
まだまだ、『知らずに、真逆の意識でやっていること』って、いっぱいあるんだろうなと思いました。