足に合った靴しか履かないのと、重心バランスに気をつけているから。
なぜ、たこや魚の目ができてしまうのか?
靴下を脱いで、自分の足の裏を見てみよう。
親指の付け根・小指の付け根・かかとの3点を結ぶ逆三角形がある。
それぞれを結んだ線の中央はアーチ状に凹んでいるはず。
この3アーチが、体重を支えてくれている。
親指と小指の付け根を結ぶ横線中央に、凹みがない平らな足。
逆に、足の人差し指~中指の付け根が盛り上がっていることすらある。
開張足というのだが、圧迫と摩擦の影響で、たこや魚の目ができやすくなる。
歩かずに、ただつっ立っているだけとかだと、指まわりの靭帯が弱る。
伸びきり、ゆるんでしまった靭帯が、問題を引き起こす。
なので、一般的には『指トレ』をやるように奨められる。
実際に効果もある。
安部塾では、立った時の重心の落ちる位置を意識する。
『内くるぶしの下』~土踏まずのかかと寄りの内側。
綺麗な足裏になるための重心意識点 |
ここを意識してバランスをとるようにすると、身体全体の動きがよくなる。
足蹠(そくせき)反射が使いやすくなるからね。
拇指球~親指の付け根だけでバランスをとると、足裏がきたなくなる。
歩いたり走ったりするときも、足裏全体で着地しないといけない。
残念なことに、『かかと→足外側→親指』というやり方が一般的。
足裏がきたなくなるので、お奨めしない。
凍結路面を歩くような感じがいい。
足裏全体を使うことで、世界が変わるから。