重曹(炭酸水素ナトリウム)を使ったうがいは、初期の虫歯予防や口臭対策、口の中のねばつき解消にとても効果的です。
重曹うがいの主な効果
私たちの口内は、食事をすると虫歯菌の出す酸によって酸性に傾きます。歯の表面(エナジ全質)は酸に弱く、酸性の状態が続くと溶け出して虫歯の原因になります。
重曹は「弱アルカリ性」の性質を持っているため、うがいをすることで絶大なメリットを発揮します。
初期虫歯の予防(再石灰化の促進)
口内の酸を素早く中和し、唾液による歯の修復作用(再石灰化)をサポートします。
口臭の予防
口臭の原因となる物質(酸化物)を中和・分解し、根本から臭いを抑えます。
ねばつき・プラーク(歯垢)の軟化
口内の酸性度をリセットすることで細菌の増殖を抑え、朝起きた時のねばつきを解消します。また、歯垢を柔らかくして落としやすくする効果もあります。
正しい重曹水の作り方と手順
つくり置きはせず、使うたびにその場で新鮮なものを作るのがポイントです。
1. 準備するもの
水かぬるま湯:100ml(コップ半分程度)
重曹:小さじ1/2(約1g〜1.5g程度)
⚠️ 注意: 必ずドラッグストアやスーパーの製菓コーナーで買える「食用品(食品添加物)」または「医薬品」の重曹を使用してください。掃除用の重曹は粒子が荒く、純度が低いため口に含んではいけません。
2. 手順
※重曹うがいの後は、基本的に水でゆぎ直す必要はありません(効果が持続します)。もし塩気が気になる場合は、軽く水でゆすいでも大丈夫です。
覚えておきたい注意点
濃度を高くしすぎない
「濃いほうが効く」とたくさん入れると、粘膜を傷つけたり、塩分の過剰摂取に繋がることがあります。小さじ1/2の規定量を守りましょう。
歯磨きの代わりにはならない
重曹うがいはプラーク(歯垢)を物理的に除去するものではありません。あくまで「歯磨きの補助」として行い、毎日のブラッシングはしっかり続けてください。
うがい中に強く歯をこすらない
重曹の結晶が残っている状態で強く歯をこすると、研磨作用で歯を傷つける恐れがあります。完全に溶かしてから使いましょう。
おすすめのタイミングは、お口が一番酸性に傾く「食後すぐ」や、細菌が増殖しやすい「就寝前」です。手軽にできる口内ケアとして、ぜひ試してみてください。

