肩甲骨の外転と内転 |
自己流で肩甲骨を脊柱に近づける練習をしていて、肩関節を傷めてしまうという事故がよくあります。多くの場合、「肩甲骨を脊柱に寄せる」という言葉を真に受けて、肩関節を外して両肘を背中の後ろで寄せようとする動きの繰り返しによるダメージの蓄積によるものだと思われます。
よく言われることですが、「肩甲骨は寄せるものではない。結果として寄るものだ」というのが実際です。どちらかというと、「肩甲骨を引こうとした結果として、脊柱の方に寄ってしまう」という感覚になるかと思います。
肩甲骨は、肘の先端の動きに追従させるように意識すると、安全に操作できるかと思います。つまり、「肘を正しく引くことで、結果的に肩甲骨が寄る」ということになります。
そして、そのためには、手の爪の横・MP関節まわり・手首まわりの関節が機能していることが重要です。肘から先の五兪穴を中心とした経筋タッピングを続けた人たちの肩甲骨の動きが改善していくのを確認していると、エクササイズ偏重になってケアを怠るデメリットは大きいなと感じます。
なお、「正しい腕振り」を学ぶことで、肩甲骨の動きが安心安全に良くなっていきます。各地のワークショップで指導しております。
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