イチロー「合理的になるには無駄なことをたくさんしないとダメ」…手段の最適化を求める者は、目先の最適化を求めがちなので、長い目で見て進歩がない。体感のメタ認知を高めると、仮説に対するアプローチ経路が具体的に見えるようになる。これを積み重ねるにおいて、「正解の経験」と「失敗の経験」の差はほとんどない。
ウメハラ「結局、効率のいい考え方、効率のいい勝ち方というのは、たかが知れてる」「成果を出しているヒト」は、「今のシステム」がマッチしているのを忘れてはいけない。
便利な技というのは応用が利かない。自分自身は何も成長していない。システムに頼っているに過ぎず、自分は工夫していない。だから、便利な技が通用しなくなったとき、技自体がなくなってしまったときにはどうすることもできない。 『勝ち続ける意志力』梅原 大吾 著、小学館
Miki 炎舞奉納 |
僕がよく「間違った成功体験」と呼んでいる現象があります。その時代に、たまたま自分のやっていることがマッチ(適合)したため、たまたまうまくいくという体験です。ここで、「自分は正しい」という強い思い込みを持ってしまうと、潮目が変わった途端に凋落することになります。
成功を欲しがるのは、無能なヒトなんですよ。優秀なヒトなら、放っておいても成功しますよ。まず、それを承知しておかなくちゃいけない。
— 水木しげる (@mizuki_bibibi) August 29, 2022
人の幸福は、運命というやつが結局、みんな決めているような感じだけれども、運命が司っている時間とか力というのは、そんなに多くはない。本人の考え次第で、どうにでも変わる。だから、運や星回りをあんまり過大に考えすぎてもいけない。自分の意思は、運命さえ変えられると信じることが大切だ。
— 水木しげる (@mizuki_bibibi) August 28, 2022
現代人は、好きなことが見つからなくて困っている、なんてよく言われるけど、それは悪い言葉で言うと無能なの。無能は悪いことじゃない。なにも無理に成功を目指さなくてもいい。
— 水木しげる (@mizuki_bibibi) August 28, 2022
世の中の人も、自分の好きなことだけを貫いて生きればいい。ほかのことは怠けてね。
— 水木しげる (@mizuki_bibibi) August 28, 2022
人は、苦手なことでお金を儲けることはできない。好きじゃない仕事に追われたら、貧乏神にとりつかれるよ。
— 水木しげる (@mizuki_bibibi) August 28, 2022
人生において、どうしたらよいかわからなくなったときは、水木先生の作品を読むようにしております。「好きじゃない仕事に追われる」とよくないのは、これまでの人生で充分すぎるほどに堪能してきました。
「僕が好きなことって何だったっけ?」って考えていたら、「音響機材を組んで、ダンスミュージックをつくって踊る」だったことを思い出しました。早速、大型PAスピーカーやらパワードミキサーやらシンセサイザーやらを購入し、中高生のときに諸事情でできなかった作曲活動を開始しました。楽しい時間を過ごしております。
とはいえ、それが現在の世の中でウケるかというとそんなことはないと存じます。ただ、いまやっていることは必ず、未来の自分を救ってくれることになると感じております。
50歳を過ぎると、あれもこれもはできなくなってきます。なので、好きなことを貫く覚悟を決めることが大切だと存じます。