見て考えて動く |
アイックスさまの視機能訓練で詳しく習うことが可能ですが、今回は安部塾における「見て考えて動く」についての考え方を書きたいと思います。
安部塾では、「眼は頭」「口は顎(あご)」と考えます。「頭は常にあらゆる動きをリードする」の記事で紹介しましたが、すべての動物は、頭がリードする形で動きます。ヒトの場合、①見る→②考える→③動くという順序を守ることで、頭がリードする形で動くことができます。上の図は、基本的な「リーチング」の動作となります。
見ていない(見えていない)人と見ている(見えている)人の歩行の違いを見てみましょう。
見ていない(見えていない)人と見ている(見えている)人の歩行の違い |
以前、「元気よく膝を伸ばして歩きましょう」という考え方が一部で流行しました。実践者の多くが故障を抱えることになったようです。膝は、曲がるのが自然です。足は、頭の下につきます。
小島先生はFacebookにアップしておられたランニング指導の写真がわかりやすいので、ご紹介いたします。
仙骨の意識で見え方も変わります。視機能と関連が強い後頭下筋群下筋群がはたらく後頭骨が仙骨と同期しているためです。逆に、視機能を改善することで、仙骨の使い方もよくなります。
各地の集中講座で、解説予定です。