美樹 コノハナサクヤヒメ |
安部塾では、筋肉を知覚器として扱います。
なので、動作をする度に「違いを感じる」ための時間をとります。
筋肉は知覚器 |
養老先生の言葉。
最細筋も、ネコの解剖図譜では、尾側下腿外転筋といういかめしい名前がついている。しかし、幅二ミリ程度の筋を外転筋とは聞いてあきれる、というのは私のみの偏見であろうか。筋そのものを、こういう場合には、知覚器と考えたほうがましではないのか。『脳見方』— 養老孟司bot (@Yoro_bot) 2018年4月2日
人体にも、細い筋・薄い筋がたくさんあります。
実際、現実的に考えて運動機能に役立っているとは考えにくいといえます。
人体の場合も、知覚器として筋肉を考えた方がいいと思います。
そう考えることで、美しい動きと身体に変化していきます。
美しいでしょ?
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美しい身体操作が、美しい動きと身体をつくります。
動ける身体は、正しい身体操作でつくられます。
竹屋神社で舞う美樹さんを観ながら実感しました。
彼女が積み重ねてきた身体操作が、観客の心をつかんでいくのが嬉しかったです。
大切なのは、感じることです。
感じる能力の向上に、時間と費用と手間のすべてをつぎ込むことです。
感じれない筋肉でできる身体操作は、その選択のすべてを間違ってしまいます。
最初のドミノがきちんと倒れなければ、その先はないのです。
手の指先・足の趾先・頭蓋骨……全自動プログラムの正常発動。
今年は、この視点での解説をしていこうと思います。