2015年12月29日火曜日

骨盤・肋骨と呼吸

安部塾では基本中の基本の、骨盤・肋骨と呼吸の知識。

■吸う(筋性支持)

吸う

■吐く(靭帯性支持=骨支持)

吐く


吸うと、関節がゆるんで筋肉がしまります。

なので、吸っているときは安全な動きを選択します。

横隔膜に連動した筋肉を使って、関節をゆるめることもあります。

現実的には、吸気のときには姿勢を保持するだけにとどめます。


吐くと、関節がしまって筋肉がゆるみます。

なので、吐きながら動くと安全性が高くなります。

肋骨と骨盤隔膜をしめながら動くと、美しい『重力を感じさせない動き』になります。

安部塾で、外腹斜筋・内腹斜筋を使うように徹底している理由です。


ケガ・故障の原因の多くは、関節をしめずに動くからです。

下位肋骨が下制し始めるタイミングで動いていれば、関節がしまっているので安全です。


『身体操作の指導者が治療師・療術師に通うほど身体を壊すなど恥ずべきこと』

僕は、そう思います。