2013年11月3日日曜日
安部塾ヨガ講師養成講座(福岡・第2回)終了
福岡での安部塾ヨガ講師養成講座が終わりました。
今回の内容は、午前中=立ちポーズ(バランスディスク)・午後=傾聴訓練。
傾聴訓練は、なかなか難しいようです。
『あらかじめ答えを用意しない』という姿勢で臨まないとうまくいきません。
今日の内容の一部を紹介。
●ひらかれた質問
・相手が話したいことを自由に話せる。
・相手の気持ちや感情が聞き出しやすく、より深い情報が得られる。
・いろいろな答えが返ってくる。
・導入のための質問・具体例を引き出す質問・経過を聞く質問・感情を聞く質問がある。
・会話のキャッチボールができる。
・相手が自分で気づいていない気持ちや感情に気づける。
・相手が話したいことを自由に話せる。
●とじられた質問
・「はい」や「いいえ」で答えられる。答えやすい。
・答えるために考えこむ必要がない。
・短時間で浅い情報を集めることができる。
・会話のキャッチボールができない。
・感情がともなわない。
・相手が話したいことを話せない。
緊張していると、とじられた質問ばかりをしてしまいがちです。
なので今日は、ひらかれた質問をするよう心がけてもらいました。
話が広がるので、仲良くなれます。
自分が望む方向へ相手を誘導しない=支配しないのが基本原則です。
安部塾の場合、経過と感情を中心に聞くようにします。
そうすることで、筋肉の過剰緊張がほぐれてやわらかくなるからです。
自分で自分の感情に気づくことで、筋肉が緊張する理由がなくなります。
自分の気持ちに気づくためには、話を聴ける能力者の存在が不可欠なのです。
安部塾では、ポーズや呼吸法偏重の訓練はしません。
他者との関わりの中で自然な形で筋肉をやわらかくしていくという姿勢をとります。
強制的(暴力的)な矯正(アジャストメント)もしません。
ひらかれた支持(サポート)によって、自然に美しい姿勢に戻るお手伝いをします。
安部塾は、講座そのものが『ひらかれた質問』を中心に構成されています。
秘伝や奥義なんて存在しません。
現在の自分が何をどう感じているのかを確認してもらうことを大切にしています。
誰にでも実践でき、きちんと結果を出すことができます。
エクササイズ的な手段でのみつくった肉体は美しくないと思います。
自分の感情に自分で気づき、自己一致することでつくった肉体は美しいと思います。
実際、女子塾生たちは『キレイになったね』と言われるようになっています。
『ひらかれた質問』の効果を実感することができています。
第3回の内容も、立ちポーズと傾聴訓練です。
塾生のみなさん、日々の生活でしっかり傾聴してくださいね。