『アレクサンダー・テクニーク完全読本 医道の日本社』より
「もし、私たちが首の筋を緊張させる無意識の習慣をやめることができれば、人々が見て楽しみ、真似したくなるよう体の使い方ができるようになるでしょう。」
引用ここまで
「真似したくない動き」をしている人の動きを観察してみると、頸椎に向かって後頭部を近づける=首の筋を緊張させる体の使い方をしているのがわかります。体の地図が間違っているため、自分の体の不調の原因について見当違いの結論を導いているのも観察できます。真似したくない動きが日常化している人は、自分自身の首の筋が緊張しているという自覚もなく、体全体が協調して動かなくなっており、バランスが大きく崩れています。詰まったような、ぎこちない動きを、いつも通りに繰り返してしまうことになります。
首の筋を緊張させない体の使い方をしている人の動きは美しく、息が長く、声は伸びやかでよく響きます。体の地図が正確なので体調がよく、楽なコーディネーション(体が協調してはたらく状態)で動きます。なめらかで丁寧なその動きは、時間を忘れてしまうほどです。
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