7月の各地の集中講座は、運動連鎖(キネティック・チェーン)の解説をいたします。運動連鎖が円滑に働かないと、身体全体に機能不全が起きてしまいます。以下の内容を予定しております。
①開放運動連鎖(オープンキネティックチェイン・OKC)と閉鎖運動連鎖(クローズドキネティックチェイン・CKC)
②下行性の運動連鎖(骨盤前傾・後傾)
③下行性の運動連鎖(骨盤前方・後方回旋)
④上行性の運動連鎖(足関節回外・回内)
⑤骨盤の傾斜・変位と多関節運動連鎖
運動連鎖(kinematic chain)という概念は、ある関節の運動が他の隣接する関節へ影響を及ぼすという意味を持ちます。体からより離れた遠位部にある関節(手や足)を床面から離した非荷重位での運動を開放運動連鎖(OKC)、体からより離れた遠位部にある関節を床面につけた荷重位での運動を閉鎖運動連鎖(CKC)と考えます。
例えば、歩行時の遊脚相(足が浮いている状態)は開放運動連鎖・立脚相(足がついている状態)は閉鎖運動連鎖、ボールを蹴る側の脚の動作は開放運動連鎖・支持足の動作は閉鎖運動連鎖、手を振る動作は開放運動連鎖であり,腕立て伏せは閉鎖運動連鎖といった感じとなります。
各地で6月に解説した、「片脚荷重」「コントラポスト」「ヒップヒッチング」の理解も深まるかと思います(6月25日の大阪集中講座、27日の神戸集中講座で解説いたします)。御参加、お待ちしております。
☆下関集中講座
7月4日(土)
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☆機能運動学大牟田サークル
7月5日(日)
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☆東京集中講座
7月10・11・12日(金・土・日)
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☆新宮校集中講座
7月23・24・25・26日(祝・祝・土・日)
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☆大阪集中講座
7月16日(木)
→ 詳細調整中
☆神戸集中講座
7月18日(土)
→ 詳細調整中