底屈と背屈 腓骨の動き |
腓骨は、下制(降下)・外旋・内転 → 骨頭を締める
脛骨は、下腿骨間膜短縮
■背屈
腓骨は、挙上(上昇)・内旋・外転 → 骨頭前方部が滑りこむ(ゆるむ)。
脛骨は、下腿骨間膜伸張
腓骨の動きは、底屈時内旋・背屈時外旋説もあります。
外反要素が強めに入るとそうなります。
底屈・背屈 |
底屈時、距骨は内旋+前方滑り
背屈時、距骨は外旋+後方滑り
滑りが悪い場合、底屈時に内反・背屈時に外反が出やすくなります。
腓骨筋・腓腹筋外側・前脛骨筋などの外側筋群の過用も背屈の動きを悪くします。
腓骨筋を過剰に使った背屈や、腓骨筋の短縮や滑りの悪化。
踵の動きが悪くなっても、底屈・背屈しづらくなります。
アキレス腱周囲の滑りの悪化や腓腹筋の硬さも。
アキレス腱と足底腱膜のどちらかが固まった場合、もう一方に過剰な伸張ストレスがかかります。
この理由で、アキレス腱が伸びすぎの場合は足底を、足底が伸びすぎの場合はアキレス腱の機能を確認することになります。
今日の大手門塾生講座でも解説します。