脳の海馬と三ケ所神社の海馬 |
■古代中国で、吉祥の徴とされた瑞獣(めでたい動物)・四霊
・麒麟(きりん)~毛をもった360種の獣類の長、獅子(ライオン)の上
・鳳凰(ほうおう)
・霊亀(かめ)
・龍(りゅう)
■清代の朝礼服の刺繍
・文官は鳥類~一品が鶴、以下は錦鶏、孔雀、雁
・武官は獣類~一品が麒麟、二品は獅子、三品は豹、以下虎、熊、彪、犀、牛、海馬
ギリシャ神話に「Hippocampus(海馬)」という半魚半馬の生物が出てきます。
sea-horse(シーホース=海の馬)です。
海神ポセイドーンやネプトゥーヌスのチャリオット(戦闘用馬車)を引く馬です。
海神はトライデント(三叉の矛)を手に、海馬を操り、ときには海をなだめ、あるいは逆にうねらせます。
さて、本題の「脳の海馬」の解説です。
このサイトがわかりやすいかと思います → 海馬 - 日本学術会議_おもしろ情報館
海馬は、虚血=酸欠に対して脆弱です。
アルツハイマー病変において最初に壊れます。
いちばんは、長期間にわたる心理的ストレスです。
心理的ストレスは、ストレスホルモンのコルチゾールを分泌させます。
コルチゾールによって海馬の神経細胞が破壊し尽くされ、海馬が萎縮します。
うつ=腰痛・肩こり・首こりの患者の海馬をスキャンすると、その萎縮が確認できます。
これに対し、A10神経が活性化すると、海馬における長期記憶が増強します。
A10神経の活性化とはすなわち、「ときめく」ことです。
ときめきとは、「期待や喜びで胸が踊ること」です。
安部塾的には、「歓喜に胸が舞うこと」です。
三ケ所神社で、原宮司に「ときめきと海馬の再生」の解説を聴かれてみてください。
海馬は、感情や記憶と深い関係があります。
海馬の活性が低下すると、記憶力が低下します。
いわゆる「海馬性健忘」です。
老化の正体です。
うつ=腰痛・肩こり・首こりの深奥には「憎悪」があります。
→ うつ病の本質は「憎しみ」です。
うつ病になるような人は長いこと頑張って生きてきたが、振り返ってみれば自分の心の中は空っぽなのである。 そこには、達成感も満足感も連帯感もない。まさにうつ病者は、空虚そのものである。 外側がどんなにきらびやかであっても、うつ病を表すのはフロム・ライヒマンがいうように「空虚と憎悪」である。 心の休ませ方 加藤諦三 P.129
慢性の痛みを訴える人に対して、「その痛みの原因は憎悪ですよ」というと怒ります。
その時点で、自分が憎悪に燃えていることに気がつくべきなのです。
そしてまた、「どうせ」「でも」「だって」と「虚しさ」を訴えます。
そして、「それが痛みの原因ですよ」と指摘すると怒ります。
憎悪でパンパンになった結果、身体症状化した痛みだという自覚が必要だと思います。
で、憎悪に燃える人は、自己栄光化を目指して、外側をきらびやかにします。
顔をつくってみたり、奇抜な格好をしてみたり、派手なパフォーマンスをしてみたり。
しかし、ストレスホルモンMAXな状態で脚光を浴びようとしても無理がきます。
結果、海馬が徹底的に破壊され萎縮してしまいます。
こうなると、感情は不安定になるし、記憶は障害されるしで救われません。
身体の痛みが増大し続け、すべてが終焉に向かいます。
なので、可及的速やかに「ときめき」を取り戻すべきなのです。
ときめきましょう!!