この本に、体性感覚・視覚・前庭器官と姿勢のあれこれが解説されています。
身体運動学 |
■姿勢制御における感覚系の役割
・体性感覚系
・視覚系
・前庭系
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詳しくは、身体運動学をお読みください。
ネット上だと、こんな感じです。
ペンフィールドの地図 |
体性感覚
体性感覚(たいせいかんかく)は、生理学や医学の用語で、皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚を指す(内臓感覚を除外する立場もある)。
視覚や聴覚といった特殊感覚と異なり、感覚器が外からははっきり見えず、皮膚・筋肉・腱・関節・内臓の壁そのものに含まれる。体性感覚は視床で処理され、対側の大脳半球に送られる他、自律神経系や賦活系にも影響を及ぼす。また、深部感覚は小脳でも処理される。
脳機能局在論でヒトの脳皮質の中で主に体性感覚に関わる部分は、中心後回(頭頂葉)に位置する。人間の脳のこの部分の領域は、体の領域ごとにそのエリアから来る体性感覚の入力の量または重要性に応じて区分けされている。例えば、手の感覚に対しては脳皮質の大きい面積が割り当てられているのに対して、背中はずっと小さい面積しかない。この体性感覚の区分はホムンクルスと呼ばれる。 体性感覚は視床と小脳皮質で直接入力を受ける。
引用ここまで
視覚
可視光線 (波長 380~760nm) の受容によって現れる光の明暗や色に関する感覚をいう。広義には,事物の色彩,形や,それらの奥行,運動などを弁別,識別することを含む。したがって,視覚は光感覚,色感覚のほか,奥行知覚 (立体視) ,運動知覚 (運動視) などを包括する。視覚の受容器は網膜の錐状体と杆状体で,これら受容器に生じた興奮は視神経によって中枢に伝えられ,大脳皮質の視覚野に達して視覚となる。
光の刺激を受けて生じる感覚。網膜に光が当たると視細胞に興奮が起こり、視神経を通して大脳の視覚野に伝えられ、明暗・光の方向や物の色・動き・距離などを認知する。五感の一
光刺激によって生じる感覚で,明暗を感じる感覚を光覚,色を感じる感覚を色覚という。おもな感覚器は目である。原始的な光覚は神経光覚器や皮膚光覚器によって起こる。よく発達した視覚は聴覚や嗅覚と同様に,動物が遠くはなれた所からの情報を得るのに重要な感覚である。ことに外部の情況を立体的に知るうえでは視覚が最も優れている。視覚機能は明暗識別や光源の方向識別,あるいは対象物の形態や動き,対象物までの距離などの識別や色彩弁別に分けられる。
引用ここまで
前庭器官
体の運動感覚や位置感覚を中枢に伝える受容器官をいうが、直進運動、回転運動、あるいは運動の速度などを感ずる感覚器でもあるため、平衡感覚器ともよぶ。この受容器は、内耳内に存在する骨迷路という腔所(くうしょ)に位置している。骨迷路は骨性の三半規管(骨三半規管)と、前庭および蝸牛(かぎゅう)からなるが、前庭器官の役を果たすのは、骨性の三半規管の中にある骨と同じ形をした膜性の三半規管(膜三半規管)と、前庭の中にある卵形嚢(のう)および球形嚢とよぶ膜性嚢である。
卵形嚢は前庭の後上方にある直径5~6ミリメートルの嚢である。前庭の後方にある三半規管は、5個の開口部によって卵形嚢に開いている。卵形嚢の前方からは短い連嚢管が出て球形嚢と連絡している。球形嚢は前庭の前外方に位置する直径2~3ミリメートルの嚢で、球形嚢の下端からは短い結合管が出て蝸牛管と連絡している。卵形嚢と球形嚢が連絡する連嚢管からは後外上方にリンパ管(内リンパ管とよぶ)が出て側頭骨岩様(がんよう)部の錐体(すいたい)後面で頭蓋腔(とうがいくう)に達するが、この部分で内リンパ嚢とよぶ膨らみをつくる。この嚢の表面は脳硬膜に覆われている。卵形嚢の内壁の底部と前方壁には肥厚部分があり、これを卵形嚢斑(はん)(直径2~3ミリメートル)とよぶ。同じように、球形嚢の内壁前部にも肥厚部分があり、これを球形嚢斑(1.5~2.5ミリメートル)とよぶ(両者は平衡感覚器であり、あわせて平衡斑という)。
膜性の三半規管には前半規管、外側半規管、後半規管があり、それぞれC字形をしており、前半規管は額面位、外側半規管は水平位、後半規管は矢状(しじょう)位の方向を向いている。各半規管内壁には膨大部(肥厚部)があり、これを膨大部稜(りょう)とよぶ。前出の平衡斑と膨大部稜にはほとんど同じ構造の感覚上皮が配列している。感覚上皮は支持細胞と有毛細胞とからなるが、感覚を扱うのは有毛細胞である。有毛細胞には2種類の型があり、型はフラスコ型、型は円柱型である。両型細胞とも、その表面からは1本の長い動毛と30~100本の不動毛を出すが、これらは細胞表面に規則正しく配列している(動毛は不動毛の配列の一端から出ている)。
三半規管、卵形嚢、球形嚢から出た神経は前庭神経となって蝸牛から出る蝸牛神経といっしょになるが、これらは、さらに内耳神経(第8脳神経)を構成して延髄に入る。平衡斑の感覚上皮細胞の上にはゼリー状の糖タンパク層があり、さらにこの層の表面に炭酸カルシウムからなる結晶状の小体が分布する。これを平衡砂(平衡石(せき)・耳石(じせき))とよび、平衡砂が埋め込まれたゼリー状層を平衡砂膜という。また、膨大部稜の感覚上皮の頂上面にも厚い糖タンパク層がゼリー状に存在し、この層を膨大部頂(カプラ)とよぶ。膨大部頂には平衡砂はないが、体の運動がおこると迷路内のリンパ液の慣性流動によって平衡砂膜や膨大部頂が動き、前庭神経が刺激されることによって興奮がおこる。なお、平衡斑は平衡砂にかかる重力にも反応する。[嶋井和世]
引用ここまで
体性感覚の足底~健康靴は、シューズクラトミさんに!
視覚系~眼鏡(パーソナルグラス)はアイックスさんに!
それぞれ丸投げしています(笑)。
餅は餅屋ですから💛
私の塾では、ひたすら先人の智慧を学んでもらっています。
で、心根が素直な人たちはみな美しい姿勢になります。