不登校、精神病、依存症を真面目に考察するスレ |
正常な脳と虐待された子の3歳の脳
不登校、精神病、依存症を真面目に考察するスレ |
もしかしたら、慢性の痛みの原因となる扁桃体の暴走は、悪性ナルシシズムが根っこの原因なのかもしれないと思いました。
腰痛の脳と抑うつ状態の脳は、同じような状態になっています。
ナルシシズムが傷つくと、抑うつ状態になります。
怒りや悲しみを表現できる人は、腰痛にも抑うつ状態にもなりません。
攻撃性を相手に向けないで自分に向けると、抑うつ状態になります(腰痛も)。
腰痛とは、誇大な自我像が傷ついた状態の一形態なのかもしれません。
腰痛に限らず、慢性の痛みの多くも。
エーリッヒ・フロム先生は、良質のナルシシズムと悪性のナルシシズムを分けています。
悪性のナルシシズムを良質のナルシシズムに変えていくことを学べばよいとされています。
人類の歴史はナルシシズムとヒューマニズムの対立だそうです。
個人の成熟は、どれぐらいナルシシズムを乗り越えられるかによります。
集団の成熟も、どのぐらい集団ナルシシズムを乗り越えられるかによります。
ヒューマニズムとは、やさしさとか愛情とかいったイメージです。
ナルシシズムとは、「自分さえ良ければいい」という感じ方です。
相手を慮る度量がなく、劣等感を誇大な自我像への執着で癒そうとしてしまいます。
自分を愛することができた人は、自分には執着しなくなります。
自分を劣等なものと感じているからこそ、自己有力感にこだわるのです。
ナルシシズムの根っこには、劣等感、無力感、孤立感があります。
ナルシストは、それらにまともに対峙せず、安易な解決をしてしまいます。
相手を否定したり、自分の優位を誇張することで対処してしまうのです。
結果、人間関係に破壊的な影響を与えてしまいます。
根っこにある劣等感、無力感、孤立感から逃げない覚悟を決める必要があります。
根っこに直面できる覚悟と勇気を発揮した人だけが、ヒューマニズムへと移行できるのです。
慢性の痛みに対して、やさしさや思いやりや愛情をもつことが効果的だとされます。
現実的なやさしさの影響力は絶大なことは、経験的によくわかります。
明日の塾生講座で、現実的なやさしさを発揮している人たちに慢性痛がない理由の解説をします。