2017年5月10日水曜日

自分で自分に関節技をかけて「痛い」という人たち

手首を極める

関節には、動かせる方向があります。

動かせない方向に動かすと、痛みを感じる構造になっています。


関節が痛いという人の痛みの訴え方には特徴があります。

自分で自分に関節技をかけてから、「痛いんです」という展開です。

そして、関節を破壊する動きをしながら、「音が出るんです」。

正しい位置と動きを教えると、そこから壊す位置と動きに戻して「痛い」と言います。


コントです(笑)。


安部塾では、『セルフ関節技』と呼んでいます。


脳が間違った位置と動きを記憶している場合、再学習が必要です。

最初から全部間違っているのですから、全部やり直す必要があります。

痛みの問題だけでなく、人間の行動全般がそうなのですけどね。

どんな間違いも、わかっている人から見たら、ただのコントです。


カパンジー生体力学・機能解剖学を学ぶと、自分の間違いに気づけます。