脇腹の筋肉 |
安部塾には、ヨガの指導を受けて身体を壊した人たちがやってきます。
いろいろ話を伺うと、身体を壊して当然の内容の指導を受けてあります。
僕は最初にきっぱり言います。
「難易度が高いポーズができるようになっても、人生は良くなりませんよ」
少し冷静に観察してみれば、この言葉の意味はすぐにわかると思います。
難易度が高いポーズを、競ってやっている人たちの人生の質の観察です。
劣等コンプレックス丸出しだったりしませんか?
元々人生の質が高かった人たちはともかく。
僕は、ヨガ根本経典の、この言葉が好きです。
「アーサナ(座法)は、快適で安定したものであらねばならない」
この言葉が好きな人は、練習で自分の身体を傷つけることはありません。
もちろん、他の誰かの身体も。
安部塾的には、こうなります。
「身体操作は、快適で安心できるものだけやればいい」
だから、誰も身体を壊しません。
ただ、自分の劣等コンプレックスを受けいれることができない人は継続ができません。
いちばん大切なのは、メディテーション(瞑想)なのです。
エゴの迷妄の囚われ(無)からの解放。
ヨガスタジオ・スクールがやるべきことは、瞑想の指導です。
身体を壊すことではありません。
安部塾では、『認知のゆがみの修正』に、時間を割きます。
参考サイト→認知の歪みの定義10パターン ~ 思考のマチガイを見つけるツール
・全か無か思考
・一般化のしすぎ
・心のフィルター
・マイナス化思考(プラスの否定)
・結論への飛躍
・心の読みすぎ(読心術)
・先読みの誤り
・拡大解釈(破滅化)と過小評価
・感情的決め付け
・すべき思考
・レッテル貼り
・個人化(責任転嫁)
引用ココマデ
認知のゆがみは、可及的速やかに修正しないと、人生詰みます。
お互いに遠慮なく指摘し合えるのが、安部塾の魅力です(笑)。
よく、「どのヨガスタジオ・スクールがおすすめですか?」と聞かれます。
「認知がゆがんでいないオーナーのスタジオがいいと思いますよ」
いつも、そう返事をしています。
認知がゆがんでいるオーナーの元で学ぶと、身体どころか人生が壊れますから。
あと、いちばんいいのは、故障者を1人も出していないスタジオ・スクールですね。
指導者が具合悪そうにしているスタジオ・スクールは、避けた方がいいかもです。
機能解剖学に精通した、何を聞いても瞬時に説明できる指導者はおすすめです。
機能解剖学的な説明ができずに、適当にお茶を濁すような指導者は敬遠した方がいいかも。
もうひとつ、ヨガの言葉の意味を考えると、『和合の心』の持ち主がいいでしょうね。
自分以外の優秀な指導者と仲良くできる指導者なら、安心ですよね。
今月は、ヨガの機能解剖学を学び直しております。
先人たちの研究成果を目の当たりにして、ただただ感謝をしております。
ゆがみなく伝えれるよう、しっかりまとめたいと思います。