2014年8月22日金曜日

ストレスゼロ姿勢~姿勢と思考の関係

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仕事柄、他人の心身の状態と思考習慣を観察してしまいます。


各種筋肉痛や関節の異常や内臓機能の不調や不定愁訴を抱えている人の姿勢と思考。

緊張度が高く、がっちりと身体を固めて脂肪や筋肉の鎧をまとったゆがんだ姿勢。

闘争モード・防御モード・逃走モードが中心の、ノルアドレナリン分泌全開の思考。

それにともなう、まわりの世界への親和性の低下。

闘争モードのぬこたん

なんの不調もない人の姿勢と思考。

穏やかでリラックスした、正中線が貫く、中心軸のある、やわらかく真っ直ぐな姿勢。

和合モードが中心の、神経伝達物質の分泌に過不足がない思考。

それにともなう、まわりの世界への親和性の向上。

和合モードのぬこたん

真っ直ぐな姿勢をとると、自然と口元にやわらかで穏やかな微笑みが浮かびます。

眼差しもやわらかく穏やかになります。

攻撃的にゆがんだ姿勢をとると、自然な笑顔ができません。

眼差しが硬くきつくなり、目が笑っていない状態になります。


胸を開いたときと閉じたときの、表情と心境の変化を確かめてみると面白いと思います。


自分のまわりの世界というのは、自分の姿勢が反映される世界だという考え方があります。

只管打坐のように、心身を放下して何も求めずに姿勢を良くする。

『他者に対する作為的操作』をしなくていい心境になれる、中心軸がある姿勢の保持です。

多分それが、いちばん自分に相応しい世界を顕現させる合理的な方法だと思います。


そういえば最近、某塾生が般若心経にハマっています。

般若心経の僕の解釈は・・・・・・

「余計なことしなくていいから、安心して姿勢を良くしてなさい」

いま自分が陥っている苦しみは、自分自身でクリエイトしているんですよね。


妄想の結果としてね。