2013年3月10日日曜日

骨盤のねじれ(腸骨前上方変位・腸骨後下方変位)

骨盤の後傾・前傾と脚の筋肉・腹筋の関係 のつづき。

骨盤各部の名称(正面図)

多くの場合、骨盤はこんな感じでねじれる。

腸骨の変位(ねじれ)










☆仙骨に対して腸骨が前上方にズレる → 脚が長くなる

 AS腸骨(寛骨前上方変位・前方腸骨・後方坐骨)
 大腿前面の筋肉の大腿四頭筋(特に大腿直筋)や腸腰筋が緊張
 腸骨筋・大腰筋が機能低下
AS腸骨(寛骨前上方変位・前方腸骨・後方坐骨)
緊張する筋肉

★仙骨に対して腸骨が後下方にズレる → 脚が短くなる

 PI腸骨(寛骨後下方変位・後方腸骨・前方坐骨)
 大腿後面のハムストリングスや臀部の筋肉群が緊張
 大臀筋 ・中臀筋 ・小臀筋 ・梨状筋が機能低下
PI腸骨(寛骨後下方変位・後方腸骨・前方坐骨)
緊張する筋肉

大臀筋 ・中臀筋 ・小臀筋 ・梨状筋

緊張している筋肉をゆるめる効果があるポーズを選択・実行。

緊張緩和に成功すれば、骨盤の矯正ができることがある。