2017年3月28日火曜日

余計なことをしない~蛇足。可愛げのある人には敵わない。

蛇足

蛇足とは、余計なこと、なくてもよい無駄なもののたとえ。

楚の国で蛇の絵を早く描く競争をしたときに、自分の早さを自慢した者が「足まで描けるぞ」と言ったら、別の者が「蛇には足がないはずだ」と言ったため、足を描いた男が負けてしまったという、『戦国策・斉』にある故事に基づく。

引用ココまで

この記事も → 蛇足の意味と使い方、壮大な話があったからこそ伝わっている?


本物に、少しでも偽物を混ぜたら、もうそれは本物ではなくなる。

元々は良かったものも、まがいものが混ざることで、その良さが失われてしまう。

だから、余計なものを混ぜないことが大切。

行為においても、余計なことをしないことが大切。


むやみやたらにいろんなことをすれば、やり切れずに破綻する。

むやみやたらにいろんな人たちと付き合えば、付き合え切れずに破綻する。


本物の物事だけ、やればいい。

本物の人たちとだけ、付き合えばいい。


本物は、可愛げがある。



2017年3月27日月曜日

触覚のコミニケーション~タイヨガ

昨日の下関集中講座は、タイヨガ。

写真ではわからないが、『収縮後弛緩法』を使っている。

タイヨガ ナタラージャ

タイヨガ 股関節と鼠径部の解放

タイヨガ ボート~フット・サンドイッチ

タイヨガ 前屈

タイヨガは、『与える者と受け取る者の舞(ダンス)』と呼ばれる。

動きと、『優しく育むように触れる(タッチする)」を組み合わせたのがタイヨガ。

身体による対話で、触覚によって『聴く』。

感受性と直観力によって、お互いの『同時性』を高める。


カタチだけ真似ようとすればケガをする。

力のベクトルが、普通の人が思いつく方向と違うから。


講座終了後の参加者たちの笑顔が印象的だった。


今日は、15:30~塾生講座、18:00~と19:30~塾長グループレッスン。

大阪・神戸・滋賀・京都の旅で思いついたワークを教える。

2017年3月25日土曜日

水の動き=龍の動き。神戸集中講座。

神戸に来ると、ここに立ち寄る。

身体操作を突き詰めれば、水の動き=龍の動きになる。

機能解剖を学ぶことは、水の動きを学ぶということ。

水の動きとは、ぶつからない動き。

今日のテーマは、水の動き。

2017年3月22日水曜日

爪先立てるということ~足裏にある交差支持機能~立方骨の安定

さっきの記事の続編。


塾生講座予習用画像 『後脛骨筋』。

脛骨の後面、腓骨の後面に起始。

舟状骨、全楔状骨、立法骨、第二~第五中足骨に停止。

足関節の底屈・内反。

後脛骨筋と長腓骨筋

後脛骨筋と長腓骨筋と短腓骨筋の付着

後脛骨筋と長腓骨筋の付着
 上図をよく見てみよう。

後脛骨筋(底屈・回外≒内反)+長腓骨筋(底屈・回内≒外反)+短腓骨筋(回内≒外反)

によって、『底屈』が強まるのがわかるはずだ。
後脛骨筋のトリガーポイント

後脛骨筋が弱くて、内側縦足弓が崩壊。原因は外側縦速球の崩壊。

距舟関節は球関節なので、構造的支持力が弱い。

踵立方関節は鞍関節なので、前足部の回外を受け止める。

つまり、外側縦足弓が体重を受け止めて立方骨を安定させることが不可欠なのだ。

立方骨の安定は、腸腰筋の機能を促通させるからだ。

立方骨
後脛骨筋と長腓骨筋の重要性が、よくわかると思う。


言うまでもないが、立位のねじりを促通するのは外側縦アーチである。

明日の大阪集中講座で解説する。






着地の衝撃を吸収し、足をまっすぐに向ける『長腓骨筋』~小指側を持ち上げるということ

塾生講座復習用画像 『長腓骨筋』。

足弓(足のアーチ)を維持するはたらきがある。

長腓骨筋の付着部

図を見れば、近位横足弓と外側縦足弓・内側縦足弓の形成に作用するのがすぐにわかる。

長腓骨筋の走行イメージ

腓骨頭・腓骨上部の外側面・脛骨の外側顆らに起始

第一楔状骨・第一中足骨底部に停止

足関節を底屈・外反する。

※外反は、短腓骨筋の作用の方が強い。


外反は、小指側を持ち上げて、足をねじるイメージ。

足関節の外反・内反

足関節の背屈・底屈


下図の左の黒矢印をイメージすると、母趾の付け根が密着するはずだ。

長腓骨筋の作用(図の左側)

外反しながら底屈すると、足がまっすぐになる。

後脛骨筋と一緒に後足部を交差支持して安定させる。

足弓を形成して、着地の衝撃を吸収する。

ここまで書けばわかると思うが、長腓骨筋が死ねば、姿勢制御システムが死ぬ。


安部塾では、足部の保護に力をいれている。






2017年3月21日火曜日

恥骨筋とねじり(股関節の屈曲・内転とねじり)

昨日の集中講座で、恥骨筋の使い方を解説した。

恥骨の恥骨櫛に起始。

大腿骨の恥骨筋線に停止。

股関節を内転、屈曲補助する。

3Dだと、こんな感じ。

恥骨筋

GIFだと、こんな感じ。
恥骨筋
で、ねじった三角なんかで使う。

http://www.dailybandha.com/2011/08/refining-pelvis-in-twisting-standing.html
この理由で、このポーズが重要なのです。

http://www.dailybandha.com/2012/02/preventative-strategies-for-low-back.html

http://www.dailybandha.com/2011/03/how-to-use-adductor-muscles-to-refine.html

Banghayogaの図は、プロメテウスとは違った美しさがある。



お楽しみに!!

足の機能を改善する~後足部の回外と前足部の回内

今日の塾生講座の復習用画像。

足首は回さない

かかとの見方

足の軸 (上図と対応)

講座出てないと、わからないなこれは(笑)。

こんな話も。

足のゆびを接地する

後足部の回外と前足部の回内の意味を理解できると、足部の機能が飛躍的に高まる。

足の問題が解消できれば90%問題が解消したようなものという説はブラフではない。


「なぜ?」……知性

「どうやって?」……感覚

知性と感覚の絶妙な深まりが、身体の動きを根本から変えていく。

今日の塾生講座参加者の変化が面白かった。

2017年3月20日月曜日

4月8日(土)薬院校集中講座「股関節と肩関節の機能改善・筋緊張の制御」やります。

4月8日(土)に、安部塾薬院校で集中講座やります。

内容は、「股関節と肩関節の機能改善・筋緊張の制御」です。

・相反神経抑制

・緊張後弛緩法

基本中の基本を、みっちりやります。


昨日は、3月の薬院校集中講座でした。

大胸筋上部繊維の緊張制御

相反神経抑制と緊張後弛緩の解説

無理に筋肉を伸ばすことがない、安全で効率的な技法を教えました。

好評だったので、さらに内容を深めて解説することにしました。

御参加、お待ちしております。


ゴールデンウイーク集中講座の内容は、今月中に決めます。

お楽しみに。

2017年3月19日日曜日

向上したい・自信を持ちたい……もしあなたがそう願うなら あなたはそのとおりの人になる!  すべては、人の心が決めるのだ

もし、あなたが負けると考えるなら、あなたは負ける。

もし、あなたがもう駄目だと考えるなら、あなたは駄目になる。

もし、あなたが勝ちたいと思う心の片隅で、無理だと考えるなら、
あなたは絶対に勝てない

もし、あなたが失敗すると考えるなら、あなたは失敗する。

世の中を見てみろ。

最後まで成功を願い続けた人だけが、成功しているではないか。


すべては、人の心が決めるのだ。


向上したい。

自信を持ちたい。

もしあなたがそう願うなら、あなたはそのとおりの人になる。

さあ、出発だ。

強い人が勝つとは限らない。

素晴らしい人が勝つとは限らない。

私はできる。

そう考える人が、結局勝つのだ。

(ジェームズ・アレン)


筋肉と脊髄


いい詩だと思う。


何か、将来の夢を描いたとする。

人は、その夢に向かう過程=プロセスで、必ず挫折する。

そこで、「そのまま挫折し続ける人=諦める人」と「諦めない人」に別れる。

諦めなかったら、次々に挫折という壁が立ちはだかる。

また、「そのまま挫折し続ける人=諦める人」と「諦めない人」に別れる。

そんなことが繰り返される。

そして、最後まで諦めなかった人だけが、自分の夢を現実にしていく。

スラムダンク 安西先生

そう。

「向上したい」「自信をもちたい」という確信こそが、奇跡を起こすのである。


中村天風先生が、宇野千代先生に言われた言葉。

「人間は何事も自分の考えた通りになる。自分の自分に与えた暗示の通りになる」

「出来ないと思うものは出来ない。出来ると信念することは、どんなことでも出来る」


そう。

「できない」と考えたから、できなくなっただけなのだ。


「できない」と考えたら、できない理由を探してしまう。

だが、「できる」と考えれば、できる方法を探す。

「できない」という自動思考が、できない理由探しという自動思考を生むのだ。

だから、安部塾では、「できない理由探しをしないこと」を奨めている。


この理由で、石にかじりついてでも、講座に参加するように促す。

こんなに通いやすい安部塾の講座にすら継続参加しないという考えが何をもたらすか?

普通に考えれば、すぐにわかる。

通う方法を考えた者は、自分が教える側にまわることができるというわけだ。


どんなトラブルに見舞われたとしても、自信がある者は浮上できる。

「大丈夫、何とかなる(一休禅師)」

打つ手を考えれれば、その通りになる。

すべてのことは、諦めてしまったら、そこで終わりなのだ。

スラムダンク 安西先生

向上心を持たないとどうなるか?

まわりの人たちが、こんな顔になる。

スラムダンク

成長しようとしない者は、支援してもらえない。

普通に考えたら、当たり前のこと。

まわりにいてくれる人たちに、どれだけ愛を注いだか?

それが、明暗をわける。


昨夜、多くの人たちをシアワセな気持ちにしてきたブラザーをしのぶ会に参加した。

我が身を削りながら、みんなに明るく接していた姿が思い出された。

ブラザーがみんなを愛したぶんだけ、みんなから愛されていることがわかった。

「愛したい」とブラザーが考えていたから、愛された人生になったのだと思う。


どれだけの時間生きたかが重要なのではない。

どのような気持ちで生きたかが重要なのだ。

2017年3月18日土曜日

関節の構造~自分が正しいわけではないことを認めれば、他人を認めることができる。

今月の安部塾は、関節の応力・反力についての解説を重ねている。

塾生講座復習用画像を用意した。

肩甲上腕関節

股関節

その構造を理解できれば、丁寧に動かしたくなる。

雑に乱暴に関節を動かしてしまうのは、無知ゆえの愚行。

知性ある者は、その繊細さを理解して、丁寧に関節を動かす。

関節は、それぞれの骨の関係性によって成立している。

いわゆる「アタリをつける=なじませる」ように動かすようにできている。

何も知らない者は、平気で構造を破綻させる。

その結果がどうなるのかを、我が身で確認することになる。


一度壊れた関節機能は、二度と元通りにはならない。

その代償は大きい。


関節を壊してしまう思考がある。

「自分は正しい。周りが間違っている」という思い込み。

自分の正しさを、周りに認めさせようとする。

そうしている限り、周りを認めることができない。

その気持ちが、関節の動かし方に投影される。

正確に。


古事記という機能解剖学解説書の国生みに、こんなエピソードが書いてある。

その島に天降(あも)りまして、天の御柱(あめのみはしら)を見立て八尋殿(やひろどの)を見立てたまひき。
ここにその妹、伊耶那美命(いざなみのみこと)に問ひたまひしく、「汝(な)が身はいかに成れる」と問ひたまへば、答へたまはく、「吾(わ)が身は成り成りて、成り合はぬところ一處あり」とまをしたまひき。ここに伊耶那岐命(いざなぎのみこと)詔(の)りたまひしく、「我が身は成り成りて、成り餘れるところ一處あり。故(かれ)この吾が身の成り餘れる處を、汝が身の成り合はぬ處に刺し塞(ふた)ぎて、國土(くに)生み成さむと思ほすはいかに」とのりたまへば、伊耶那美命答へたまはく、「しか善けむ」とまをしたまひき。

(伊邪那岐命と伊耶那美命は)その島(淤能碁呂島)に天降って、天の御柱と八尋殿を建てました。
ここで、(伊耶那岐命が)妹の伊耶那美命に
「あなたの身体は、どのようにできていますか」
と問うと、伊耶那美命は
「私の身体には、成長して、成長していないところ(女陰のことを示す)が1ヶ所あります」
と答えました。そこで、伊邪那岐命は
「私の体には、成長して、成長し過ぎたところ(男根のことを示す)が1ヶ所あります。
そこで、
この私の成長し過ぎたところで、あなたの成長していないところを刺して塞いで、国土を生みたいと思います。
生むのはどうですか。」
と述べました。伊耶那美命は
「それはよいことでしょう」
と申しました。

引用ココまで


♂(凸)と♀(凹)。

お互いの違いを認めることで、関節は機能する。

お互いが凸では、関節面は傷ついて亀裂が入る。

中間のクッション構造が消え去り、骨と骨が直接ぶつかる。


人間関係において起きていることは、そのまま関節面に起きる。

コミュニケーション学と機能解剖学は、コインの裏表。

感情が筋肉に封印されるように、人間関係は関節面に投影される。

自分の正しさを認めさせようとする考え方が、関節を壊す。


人は、必ず間違いをおかす生き物だ。

この世に、間違わない者などいない。

間違いを修正し続けることが、「生きる」ということ。

先見の智慧をもつプロメテウスに学ぶことが、生きていくということなのだ。

迷ったらネガ(短所)つぶし~日々の学問の積み重ね

長所をいくら伸ばしても、良い結果にはつながらない。

ダメなところを探し出して、ひとつひとつ解決していく。

生きていれば、ネガは限りなく出てくる。

それを、丹念にひとつひとつつぶしていく。

そうするとある日、とてつもない安定感を得る。

大腰筋
大腰筋について学ぶとする。

自分のできなさ加減に絶望する。

そして、ひとつひとつできないことをつぶす。

魔法やうまい話を探さない。

そんなものは、この世のどこにもないから。

歩むべき道はひとつしかない。

自分のネガつぶしに集中すること。

そう。

学問を積み重ねればいい。


近い将来、無知なまま動くという愚かな行為をする人たちはいなくなっていく。

知的に動く人たちがあふれていく。

股関節の使い方~塾生講座復習用画像

金曜の塾生講座復習用画像~グレイ解剖学より

股関節1

股関節2

収縮後弛緩法を解説。

主働筋と協働筋と拮抗筋の関係が理解できないと、正確な効果を出せない。

促通と抑制のメカニズムを知らないと、ケガのリスクが増大する。

動くより座学が、安部塾の基本。

奇跡など存在しない。

地道な学問の力に優る方法論など、求める必要はない。

過去の賢人たちが残してくれた智慧を謙虚に学ぶ場所。

それが安部塾。

2017年3月17日金曜日

『収縮後弛緩法』を理解して、ほんとうの意味でやわらかい筋肉をつくる。ひとつのことに集中して生きていこう。

昨日に続き今日も、この仕組みを塾生講座で解説する。

正しく理想的な姿勢を取り戻す 姿勢の教科書 より

加えて、『収縮後弛緩法』の解説も。


理解したら、驚きの効果をあげれる基本中の基本テクニック。


■経時誘導

運動すると協働筋が促通され、運動が終わると拮抗筋が促通される。

■相反抑制

経時誘導の間に相反神経支配が作用し、逆方向の交互運動が容易になる。


というより、この仕組みを知らずに動くから、筋肉・関節を壊してしまう。


※促通……神経系または神経筋の接合部に複数の刺激を加えると、その効果が単独の刺激の効果の和よりも大きくなる現象。

※抑制……刺激によって興奮した神経細胞の活動が、他の神経細胞によって抑えられること。制止。


ものごとには順序がある。

順序を守れない者は、いろいろなものを失う。

失って気づいても、もう遅い。

手遅れになる前に学んで欲しいと、切に思う。


昨日の塾生講座で、『シングルタスク』の重要性を解説した。

※タスク=課題・作業・仕事

人間の脳は基本構造として、『一度にひとつの課題を処理する』ようにできている。

同時に並行して複数の課題を処理するようにはできていない。

マルチタスク=ながら作業は脳を壊し、能率を低下させる。

シングル作業は脳を健全に保ち、能率を向上させる。


マルチタスクを続けていると、脳の線条体の活動異常を招く。

身体の随意運動の調節や姿勢、筋肉の緊張を調整など様々な機能を司る線条体が壊れる。
出典画像:Anatomography
昨日の塾生講座参加塾生用の補足(大脳基底核のおはなし)より
 ↓
線条体 「被穀・尾状核」 ( 意思決定を司る部位 )

線条体(せんじょうたい striatum)は、大脳基底核の主要な構成要素のひとつです。

運動機能への関与が最もよく知られています。

また、意思決定(依存や快楽)などその他の神経過程にも関わると考えられています。

線条体が機能低下により対人恐怖症、社会恐怖症に成るケースが多いと言われています。
(例:人前に出ると震えたり、手の平に汗をかいたり、顔の筋肉が硬直したりする)

線条体は、背側線条体と腹側線条体に区分されます。

運動系機能を司どる被殻(ひかく putamen)、精神系機能を司る尾状核(びじょうかく caudatenucleus)から構成されていて背側線条体とも呼ばれている。

線条体(被殻と尾状核)は、大脳辺縁系と大脳新皮質からそれぞれ興奮性入力を受けることが知られています。

引用ここまで


いくつもの課題を立ち上げて身体機能を壊した塾生がいた。

昨日、ネタにさせてもらった。

やりたいことリストをつくり、最優先課題にのみ取り組むことの大切さを説いた。

「でも」「だって」と言っていられるほど、人生は長くない。


大切なブラザーを、ふたり続けて失った。

マルチタスクは、命までも奪う。

寿命を縮めてでもやりたいことなら、それはそれでいい。

やりたくもないのにやって寿命を縮めるのは愚かな行為だ。


もう仲間を失いたくないので、力説していく。


シングルタスク=ひとつの課題に集中していると、海馬のはたらきがよくなる。

この理由で、安部塾ではシングルタスクを推奨している。

身体の随意運動の調節や姿勢・筋肉の緊張の調整などの機能を司る線条体の機能を壊してはならない。

マルチタスクは、失うものがあまりにも多すぎる。


今日の塾生講座で、続きを解説する。

2017年3月16日木曜日

過剰な柔軟性を求めない~関節を完全にはめた状態で動く

ハイパーモビリティ症候群。

過剰な柔軟性という病。

ハイパーモビリティ

いつの頃からか、「柔軟性があるとケガをしにくい」という迷信が蔓延した。

実際は、過剰な柔軟性を求めるほどにケガを重ねることになる。

不安定になった関節と痛めつけられ傷ついた神経。

迷信を信じたツケは、容易なことでは返済できない。


不安定になった関節は、精神面をも不安定にしてしまう。

関節には感情が記憶されるから。

過剰な柔軟性は、筋力の発揮を阻害する。

破壊された靭帯のセンサーは、関節の位置を伝達できなくなる。


不安定になった関節に、美しさはない。

肩関節

いまではすっかり主流になった「関節を完全にはめて動かす」という考え方。

その姿は美しい。


そう。

形態は機能に従う。

湾岸ミッドナイト34巻

湾岸ミッドナイト34巻
機能ある者には、機能美が生まれる。

人は、その美に、理由などなく魅せられる……


27年前に、こんな考え方を学んだ。

「構造学的に正しいものは、美学的に美しい」

この27年間、その考え方が間違いないことを確認してきた。


続きは、塾生講座で解説する。

2017年3月15日水曜日

舌と姿勢制御筋(胸鎖乳突筋)~最強の姿勢制御菓子「ハイチュウ」

あいかわらず、上あごと舌の関係を解説中。

塾生と講座参加者向けに、解説用画像を用意した。

舌の位置と胸鎖乳突筋・舌骨筋群

頭部前方位と胸鎖乳突筋・舌骨筋群

上顎骨

上あごの歯と舌のポイント

上あごの歯

姿勢制御の秘策=ハイチュウ。

ハイチュウ

胸鎖乳突筋と舌骨筋群を見れば、ハイチュウの使い方は理解できるはずだ。
胸鎖乳突筋と舌骨筋群
そして、その効果も。


いつも講座で発言しているが、構造を理解せずに外見だけ真似しても意味はない。

地道な機能解剖学の学習以外に道は存在しない。

近道などない。

無知は自身の身体を壊す……例外は存在しない。


粗雑な身体の動かし方を、「楽しい」とか「気持ちいい」とか感じてしまう。

そして、その動かし方を他人に奨めてしまう。

結果、取り返しがつかないことになる。

姿勢制御機能が壊れるほど動きは雑になり、何もかも失ってしまうことになる。


足や舌の使い方の学びは地味だ。

しかし、それを地味だと嗤(わら)う者に、姿勢制御を語る資格はない。

2017年3月14日火曜日

正しい姿勢の基本~舌の位置は、舌背を口蓋(上あご)にぴったりとつける。

舞さん発で、鼻呼吸のための口テープブームがきている。

口呼吸は、デメリットしかないからね。

正しい舌の位置を勘違いしていると、人生詰んでしまう。

画像で解説。

舌の位置

舌が落ちて低くなると、気道がふさがり酸欠に。

姿勢制御システムが崩壊するので、何もかも破綻。


塾生に解説した通り、こんな感じで舌骨をイメージして舌の位置を決めると改善できる。

舌の位置

偉大な母親の元に生まれた人は、生まれたときからできる。


あかちゃんの舌使い

舌の形状は、「いちじく」をイメージするといい。


今日の大手門塾生講座も、鼻呼吸と舌の位置の解説。

参加すると、人生のすべてがますます良くなっていく。