2017年1月25日水曜日

経絡仮説というプラシーボ効果~思い込みの力と依存心

最近、プラシーボ効果について、学び直している。

「信じ込むことによって、何らかの改善効果が得られる」というもの。


鍼についての、この記事がわかりやすいと思う。


代替医療のトリック  ー 2011.10~12月のコラムより ー

鍼の効果に対する3つの仮説がある。

1)ゲートコントロール説とよばれ、神経接合部をゲートに見立て、ゲートが閉じればそこで痛みがブロックされると言う。痛む手足をさすると痛みがやわらぐように、鍼を刺すことでより大きな痛みが緩和される。懐疑的な人はこの説で鍼の効果のすべてが証明されるわけではないという。

2)鍼の刺激でエンドルフィンという、強力な体内鎮痛物質が放出される。しかし、鎮痛効果を発揮するほど放出されるかどうかは不明で、鍼との関係が示せなかった研究もある。

1)、2)ともに裏付けが弱く通常医療の医師を納得させるに十分ではないが、3)番目の説が正しいなら鍼の鎮痛効果や治療効果のすべてが説明できる。それがまさにプラシーボだと言う。

もっぱらプラシーボ効果をあてにする治療法はすべて、医療として不正だとも言える。実は19世紀にあったインチキ治療の多くは、プラシーボ効果をうまく利用した治療法だったことがわかっている。

私は別の記事にも書いているとうりプラシーボ効果を容認、称えこそすれ軽侮したことすらない。

こうして、過去にないもっとも質の高い臨床試験の結果が出始めた。以下にあげる症状のどれについても鍼の有効性を示す根拠はない。

タバコ中毒・コカイン依存症・分娩誘発・ベル麻痺・慢性喘息・心臓発作のリハビリ・逆子・鬱病・てんかん・手根管症候群・過敏性腸症候群・統合失調症・関節リウマチ・不眠症・非特異的腰痛・上腕骨外上顆炎・肩痛・柔組織肩損傷・つわり・採卵・緑内障・血管性認知症・月経痛・むち打ち症・脳卒中。

これらについての効果はプラシーボ効果であると結論づけている。

多少肯定的な結果が得られたものは、妊娠中の背中から腰にかけての痛み・腰痛・頭痛・手術後の吐気及び嘔吐・化学療法により引き起こされた吐気及び嘔吐・首の疾患・夜尿症であるが、逆の結論をだしているものもあり、鍼での治療を強く支持するものではない。

鍼についての膨大な研究から得られた知識をまとめると、気や経絡が実在するという科学的根拠がないため、大きな難点を抱えている。

肯定的な臨床試験の多くはプラシーボ群との比較がされておらず信頼性に欠ける。

質が高く信頼性のおける系統的レビューでは、幅広い病気についてプラシーボ効果を上回る効果がない事が示された。この結論は鍼と同じ思想に立脚する灸・指圧・電気・レーザー・音波などの治療にもあてはまる。

引用ココまで

こちらのサイトも → プラシーボ効果についての10のクレイジーな事実


鍼は効くけれど、それは経絡仮説とは違う理由で効いていると考えられる。


百裂拳

エクササイズ業界にも、経絡を語る人がいる。

プラシーボ効果を超えているようには見えない。


プラシーボ効果の壁は厚く、そして高い。


さらに、依存の問題。


→ 依存と趣味を一発で見分ける方法。


客観的に、必要もないのにハマっていたら依存。

依存をどんなに深めても、絶対に不安は消えません。


自分の人生には、自分で責任を持つこと。


金曜日の塾生講座で解説します。