2016年11月3日木曜日

八女に、ひとり旅してきた ~ 独楽(こま)の動きから学んだこと

団体行動に疲れたので、ひとりでぶらりと八女に旅してきた。

岩戸山古墳で、筑紫君磐井のお話を伺った。

先日の長崎孔子廟の旅の帰りに徐福長寿館で伺ったお話とリンクしていた。

ちなみに、僕の地元の古賀市で、「糟屋屯倉」とみられる遺構が見つかっている。

詳細はこちら → 筑紫君磐井に会いたい-八女を巡る

流れ的に、佐賀県武雄の蓬莱山・黒髪山に行くことになりそう。

来年、安部塾でツアー組むかな(笑)。


で、本来の目的の八女伝統工芸館へ。

目的は、隈本コマ

八女の地で100年以上受け継がれている伝統の形。

とがったヘソと鉄芯が特徴の八女和独楽(こま)。


小学校低学年のとき、飽きもせずずっと八女和独楽をまわしていた。

鉄芯と紐(ひも)も自作していた。

鉄芯は、かすがいを切り出して、やすりで仕上げていた。

フリクション(摩擦)の軽減により、オリジナルより良くまわった。


「回転が安定を生む」という考え方は、この頃に身についた。

運動連鎖によって回転を生み出すことが大切なのだと。

正しい動きはひとつしかないことも、この頃に理解した。

回転の中心の精度は、高ければ高いほどいい。


そんなことを、日光いろは坂を降りながら想い出した。

「八女に行こう」と、心に決めて帰ってきた。


独楽を買って、八女伝統工芸館の独楽土俵でまわした。

八女和独楽 下投げ

38年の時を越え、独楽が唸りをあげてまわった。

少年の心が戻った。


帰り道、基山PAでもまわした。

八女和独楽 上投げ

通行中の方に、それぞれ撮ってもらったが、なぜだか御礼を言われた。

なんか、いいものを見た感じらしい(笑)。


まわす度に、当時の記憶が甦る。

染みついた筋肉連鎖が、現在の僕の活動を支えていることを実感した。


動画を確認してもらえばわかる。

手関節の背屈・掌屈・橈屈・尺屈のすべてが、この2つの動きに集約されている。

正しいやり方でなければ、独楽はまわってくれない。

この2カ月間、理屈で説明してきたけれど、やはり現実に動かすのがいちばんだ。


この旅で、確信したことがある。

子供の遊びに熱中するのが、身体機能の改善に役立つということを。

子供に、伝統的な遊びを教えることは、教える側の心身を健全にする。

大人同士で教え合うことで、お互いの心身を健全にできる。


それと、安部塾オリジナルの健身球をつくりたくなった。

もちろん、独楽工房・隈本木工所さんに依頼して。

構想が固まったら、連絡したいと思う。

サイズや素材など、いろいろこだわりたいと思う。