2016年10月20日木曜日

脳機能が壊れているから身体が壊れている・痛みを感じると考えるようになった理由

昨日の記事の続き。

今日も、そこそこ重い記事なので、読まない方がいいです(笑)。


僕には、重度心身障害者の妹がいた。

妹と僕

最初の頃は、それなりにコミュニケーションがとれていた。

年々、脳機能の崩壊が進み、身体の痛みを訴えるようになっていった。

そして、そのぶんだけ、コミュニケーションがとれなくなった。

ものすごく痛みで苦しんで、18歳で☆になった。


施設の理学療法士さんには、とても可愛がっていただいた。

満面の笑みで、いつも娘の機能改善に取り組んでくれていた。

あれこそが、人を愛する姿だと思う。

いま思えば、娘が理学療法士になったのは、妹の残留思念が働いたのかもしれない。


だんだん脳が壊れていく妹の姿を見て育った。

「慢性の痛みは脳がつくる」ということを、体感しながら成長した。

僕が、「頭が悪くなってるから痛いんですよ」と発言する理由。

慢性の痛みは、脳がつくりだしていると確信している。


この動画をはじめて観たとき、運命の銅鑼が鳴った気がした。





普通の人が、この動画を観て感じることと、僕が感じたことは違う。

体験がないから、理解し難いのだと思う。

妹の姿を見て育ってなかったら、僕もその程度の理解しかできなかったはずだ。

僕の仕事は、☆になった妹との共同作業なのだ。


だから僕は、自信をもってこう言う。

「頭が悪いから、痛いんですよ」

その意味を理解できたら、瞬時に痛みが消える。

最近では、舞さんの痛みが一瞬で消えた。


雰囲気だけのレッスンや、曲芸を披露してばかりのワークショップを見ると、げんなりする。

そんなことをしていても、時間とお金と心をなくしてしまうだけだと思う。

だから僕は、雰囲気だけのレッスンはしないし、曲芸も披露しない。

ただ、ほんとに脳機能が改善する身体操作だけを教える。


断言できるけれど、身体にだけ目を向けて運動ばかりをしてはならない。

心にだけ目を向けて、瞑想ばかりをしてはならない。

現実に目を向けて、対人関係を改善する方がいい。

対人関係を改善する目的で実施する運動や心の使い方は、脳機能を改善してくれる。


キャッチボールがわかりやすい。

お互いにお互いのことを考えていないと成立しない。

だから楽しい。

時間を忘れて投げ合っているうちに、脳機能が改善されてしまう。


他人を受け容れない人間が寄り集まっても、肯定的な変化は起きないと思う。

お互いに受け容れ合っているからこそ、肯定的な変化が起きるのだ。

きちんと境界線を引いた上で、お互いのことを思いやる「仁」のある場所。

それが、現在の安部塾だと自負している。


僕は、打ち上げ的なイベントに興味はない。

数年・数十年継続した人だけがわかることを教えていきたいからだ。

うまい話・おいしい話を求める人に、教えてあげれることなんて何もない。

膨大な知識を全部記憶しようとする人にだけ、僕は全力で教えたい。


港くんに狂信者と揶揄されるレベルで通えばいい。

揶揄されるのが誇りになるくらい。

学んだぶんだけ、肯定的な変化が起きるから。

妹が僕に身をもって伝えてくれたことには、それだけの力があるから。


次回は、自分のことを書こうかな(笑)。