2016年9月7日水曜日

君子は豹変し、真人はかかとで呼吸する。耕雲寺ヨガで足からの連鎖の解説をします。

かなさんのブログで、寺ヨガの道案内が → お寺の行き方 〜耕雲寺〜 in下関

今年の耕雲寺ヨガは、「足からの筋肉連鎖」を解説します。


参加すると、いろいろ改善します(笑)。


身体操作で足裏といえば、易経・革卦と荘子・大宗師 第六は必読です。

古代中国おそるべし。


「君子は豹変す」

徳の高い立派な人物は、過ちに気づけば即座にそれを改め正しい道に戻るものだということ。また、状況によって態度や考えを急に変えるものだというたとえ。

『易経・革卦』にある「君子豹変す、小人は面を革む(君子が過ちを改めることは、豹の模様のようにはっきりしている。しかし小人はただ外面を改めるだけである)」に基づく。

君子(くんし)は豹変(ひょうへん)す

「優れた人間は、過ちは直ちに改め、速やかによい方向に向かう。」という評価の言葉である。「豹変(ひょうへん)」は、豹の毛が秋になって抜け変わり、紋様が鮮やかになることで、これを人の態度が一変することにたとえる。

この句は『易経』の六十四のシンボル(=卦(か))の中の「革卦(かくか)」に出てくる句で、「革卦」は変化・革命を象徴する。卦を構成する陰陽六本の棒で表すと、「革卦」は☱☲となる。━は陽(よう)、╍は陰(いん)で、この一本一本を爻(こう)という。爻についてのそれぞれの説明を爻辞(こうじ)というが、その下から五番目の陽爻━(=九五(きゅうご)という)の爻辞に、「大人(たいじん)虎変(こへん)す」という。孔子(こうし)の作といわれる易(えき)の十翼(じゅうよく)のシンボルを説明する「象伝(しょうでん)」には、「大人は虎変すとは、その文(ぶん)炳(あき)らかなり。」とある。「この爻が出たら、立派な人は、自らを変革し、人々も改めさせ、革命を成功させるべきだ。それは虎(とら)が秋になると毛が抜け変わり、紋様が美しくなるようなものだ。」という意味である。

この爻の上、一番上の陰爻╍(=上六(じょうりく)という)の爻辞について、「君子は豹変す。小人(しょうじん)は面(めん)を革(あらた)む。」とあり、「象伝」には、これについて、「象(しょう)に曰(いわ)く、君子は豹変すとは、その文蔚(ぶんうつ)たるなり。小人は面を革む。順にして以(もっ)て君に従うなり。」とある。

「君子は時の変わるに応じて自分の誤りはきっぱり改め、豹の毛皮が秋に一変し、紋様が移り変わるようにする。小人はそういうときは、表面的に態度を改め、君子の言うとおりに従えばよい。

引用ココまで

荘子


荘子・大宗師 第六

古之真人、其寝不夢、其覚無憂、其食不甘、其息深深。

真人之息以踵,衆人之息以喉

屈服者、其隘言若哇。其嗜欲深者、其天機浅。

「真人の息は是を息するに踵(くびす)を以てし、

 衆人の息は是を息するに喉(のど)を以てす」

と、あります。

あまりに有名な一節なので、解説は不要ですね。


足趾が動かないとか、足裏がつるとか、まずいわけです。

すべての連鎖が壊れますから。


で、二十七、『子曰はく、故(ふるき)を慍ねて新しきを知れば、以て師たるべし』

先人の修めた学問(歴史的に構築された事柄や学説など)を謙虚に学び、思い究めながら、そこから現実に相応(ふさわ)しい事象を発見できるようになれば、人の師となる資格があるといっていい。

これ、かかとで呼吸できる人しか無理です。

豹変できないですから。


すっかり中国哲学ブログと化してしまいました(笑)。


古代中国凄いです。