2016年5月8日日曜日

自分の我を押し通すと一瞬得をするけれど、結局は嫌われてどん詰まる。

菩薩

どん詰まる人には特徴がある。

他人と関わるとき、自分の我を押し通す。

他人を押しのけるように。

譲ることがない。

一瞬得をしているように見える。

だけど、最終的に、まわりの人たちから嫌われる。

嫌われて、どん詰まる。


思い通りにいかなくて、攻撃的になる。

他人が離れていくか報復されて、心身が崩壊して沈んでしまう。

他人が自分に対してとる態度の80%は、実は自分の行為が生んだやられ返し。

自分が攻撃的だから、相手も攻撃的になる。

自分が生み出した他者からの攻撃。

その攻撃に耐えきれず、心身が壊れていく。


他人を敵にしているのは自分。

無駄に敵をつくれば、そのぶんだけ失速する。

自己都合でうまくやろうと、他人にからむ。

みんなにわかってもらおうとする。


気がつけば、まわりは敵ばかりになっている。


まわりの人たちを敵と感じた時点で、自分の我を押し出し過ぎ。

本当の敵は、自分自身。

菩薩

なんてことを、菩薩像を見ながら考えました。


身体の痛みの多くは、自分の我を押し出さなければ消えていきます。

痛みの原因は、身体の使い方ではなく、人間関係の悪化にありますから。

身体操作で痛みが消えるのは、身体を動かすときに我を押し出すのをやめるからです。

痛みの原因が、自分の攻撃性にあることを自覚できれば痛みは消えます。


雑に身体を動かしたから痛みが出るのではありません。

痛みが出るくらい、まわりの人たちを攻撃しているということなのです。

そして、その攻撃性が自分にも向いているということ。

汗をかいたり激しく動いたりして自分を罰しないと落ち着かないということ。


安部塾のペアワークで痛みが消える理由のひとつ。

それは、自分の我を押し出すことをやめるから。

痛みが消えるより先に、居心地のいい人間関係ができているのです。

それが、側坐核を活性化して鎮痛効果をもたらしてくれます。


我の押し出しをやめない人の痛みは消えません。

あいかわらず人間関係がよくないままだから。


身体操作を学ぶことは、まわりを敵にしないということを学ぶことなのかもしれません。